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「あ」…朝。雨。歩く。アンビエント。明日葉の天ぷら。
雨が止んでいた。今日は11時過ぎに起きた。雨が降った後なのに晴れ間が見えてすこしだけ外が私を誘っているように見える。カーテンを開けると窓の外が笑った。ように見えた。

「あ」って50音の一番最初にふさわしい気がする。どんな感情でもどんな音量でも感情がこぼれるときに口から洩れる言葉は「あ」な気がする。「ぎゃー」と叫ぶときでも「ぎ」「ゃ」の前に「あ」がある気がするし、地球が出来たときにもそれに気づいた神さまは「あ、」と言ったと思う。(神さまを信じているとかいるとか思っているわけではないが、ただ居る体でいたほうがやりやすい。生きやすい、ではなくすべてのことがやりやすい。)

この星が出来たときの天気は雨だと思う。やさしくも降っただろうし、どしゃ降りにもなっていたと思う。
やまない雨はないというがやまない雨を見てみたい。振り続けている、何もかも。幸福も悲しみもどうしたらよいのかわからない気持ちも。目に見えないものが振り続けている。傘も意味のないくらいならふり続けている雨を何度か見たことがあって、それが記憶に残っているのは1度だけ。走馬灯でそのシーンだけ流れているかもしれない。雨の中をドラマのように走って笑った。服を着たまま温かいシャワーを浴びて、その後も笑った。その間も雨は降り続けた。
あの一瞬のためにこの人生があったと思えるような、そんな雨が降っていた。今は、あの日の続きを見たくて、それだけで生きている。

正直助かります、とても