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「え」…絵。
永遠にガラス張りの家を見ているが、バスルームや奥の台所は見えない。そんな家を見た事はない。だけど人と人はそんなものだと思う。どんなに見ているようでも、どんなに長い時間を過ごしても、全部は見切れない。あのタイルの端っこ、トイレの便器の黒ずみ。分かっているようでどれも表面のことばかりで、視力がどんなに良くても見えない底の部分がある。

特に何かあったわけではない。ただわかりたいと思うことが増えた。全部が見えたい。見えたいという割に見えない快適さに溺れて、右目は0.1も見えないのにメガネをかけないような日々を送っている。世界は汚いから。部屋を掃除しなくて済むのは視力が悪くて落ちている髪の毛に気づけないで済むから。
あなたの絵の色は青色ばかりで、黄色ばかりで、黒と白ばかりで、色とりどりで、いつも泣きそうになる。永遠に永遠がないことを続けていく。

わたしにはなにもわからない。わからないでいたい。わかりたい。わからないからわかりたい。わからないでいたいから、わかる。わからないでいたいから、わかりたい。好きだけど嫌い、とは違う。別れは永遠に続く。


正直助かります、とても