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親父の還暦

2020/9/16

親父が還暦になりました。

一緒に住んでいないし、普段全く連絡をとらん(そもそも親父はラインすらやってない)けど流石に還暦やし一言いれんとなあ、、と思って電話しました。

知り合いと飲みに行っていたみたいで非常にご機嫌でした。

親父は非常にトリッキーな人物で、俺の物心ついた時から家にはろくに帰らず毎日祇園で飲んでばっか、そんな生活が続いたせいか40代で膵臓が破裂して生死をさまよう。加えて糖尿病。血管年齢は80歳オーバー。何かあったのか俺の知らん間に自動車免許がなくなっている。そして今なお京都の先斗町で酒を飲み続ける。そんな人間です。

そんな俺を俺は親父と言うよりは飲み屋にいるおもろいおっちゃんやと思って過ごしてきました。実際実家に帰ったところでおらんし、ラインも出来ないんで、大体帰省したら親父のいきつけのおばんざい屋さんにアポなしで会いに行きます。そうすると95パーセントの確率で会える。どんだけおばんざい屋さんおるねん笑

複雑な感情を抱いたり、、まあいってしまうと軽蔑したりすることもあったけど、なんなら今なお親父みたいな親父になりたいとは決して思わへんけど、ある時から俺と親父の関係は良好で帰省した時の一番の楽しみは親父と飲むことやったりします。

昔に死にかけてるしあらゆる疾患をかかえているのに酒をやめない親父。いつどうなるかわからんとはずっと思ってるけど、とりあえず還暦まではきた。まだまだ先斗町で一緒に飲みたいので、引き続きしぶとく生きていてほしいです。

還暦おめでとう!

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いつかの俺と親父

全然似ていないと言われる。

先斗町の親父行きつけのガールズバーにて、、笑「

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