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Media Ambition Tokyo 2020

  先日、最終日を迎えたMedia Ambition Tokyo 2020に何とか行くことができた。

 目的は落合陽一さんの作品。『計算機自然のしつらえ~質量に保存する,制約を与える,有限の存在にする~.』
 まずは、落合さんが取り組んでこられたプラチナプリントの作品を鑑賞する。プラチナプリントはとても保存性が高く500年は持ち、さらに、階差性がほぼ無限に近くあるため、繊細な表現も可能になるそうだ。写真で見せる水墨画のようだなという印象を持つ。どこか懐かしい。

 写真や映像では何度も見たことのある計算機円窓、コロイドディスプレイを目にした感動。思ったとおりの計算機円窓の美しさと思っていた以上に儚くて胸に詰まるようなコロイドディスプレイ。玉虫の羽の作品も美しい。

 落合さんの作品を見ているという実感のあるモルフォ蝶。

 ツイッターにそれぞれの作品の写真や映像が多数アップされている。見た人が何に魅せられたのかが垣間見えて興味深い。

 会場には、何人ものアーティストの作品が展示されていたが、どの作品も視点に意外性があって、刺激的で、とても面白かった。

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