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ペットが与えてくれる豊かなもの

我が家には家族に犬がいる。2頭。(2匹?)お姉ちゃんのトイプードルと妹のティーカッププードル(最近大きくなってきてもうトイプードルかも)だ。お姉ちゃんは主人が好きで、妹の方はいつも私にくっついてくる。どちらも世界一可愛い。

一番「家族で良かったなあ」と思うのは、私が悲しがっている時に、どちらも心配そうに私を見守ってくれる時。
お姉ちゃんの方は心配そうな顔をしてずっと遠くから私の様子を伺っている。
妹の方は私が泣くと必ずそばに来て、顔を舐めてくれる。
どちらもいつも必ずだ。

私はアラフォーでありながらよく泣くのだが(アラフォーなんて荒波を超えてあまり泣かない勝手なイメージ)、こんな可愛い小さなわんちゃんずに心配かけたら情けないなと思いつつ、しっかりわんちゃんずに甘えている私がいて、ほんと考え直さないとなといつも思う。
が、泣くのを我慢すると後でツケが回ってくると思うのでしっかり吐き出したいと思う。
いつもわんちゃんずには申し訳なく思っていて、頭が上がらない時がある。


わんちゃんずには感情があって意思がある。
ぬいぐるみみたいな毛むくじゃらな小さな生き物が私たちと一緒に暮らして、同じように過ごしている。
お腹がすいたらわんわん言って「ご飯くれ」とねだってくる。
言葉が通じているみたいに振る舞う。
人がいるところが好きなようだ。
賢明な顔つきをして人に寄り添い、わんちゃんず同士は互いに感情と誇りを持って相対している。


不思議だなあといつも思う。
こんな可愛いぬいぐるみみたいな生き物が飼い主である人に寄り添い、感情露わに私たちに何かを訴えたかと思うと、私たちに大きな喜びを与えてくれる。
本当に不思議だと思う。
まあ、元々この世は不思議だらけなんだけど。


ところでわんちゃんずはいつも私の絵のモデルになってくれている。
私は自分では上手いとは全く思わないのだけど、絵を描くのが好きという趣味がある。
この趣味もお姉ちゃんのわんちゃんを飼い出した頃に始まった。
いつも見てる可愛いわんちゃんを家族に向けて描いてみたのが始まりで、初めはノートに鉛筆とかペンとかで描いていたものが、今ではアクリル絵の具で大きなキャンバスに描いたり、またはiPadにデジタルで描いてみたり、すっかり生活の一部になっている。

家族として癒しを与えてくれているだけでなく、こんなに豊かなものも私に与えてくれた。
わんちゃんずには本当に感謝しかない。


こないだnoteにも記したのだけど(読んでいただいておられれば心からありがとうございます)昔の古いデジカメを家の中から見つけ出し、最近は写真を撮るのも趣味になっている。
なので、そのカメラでわんちゃんずをたくさん撮って思い出を留めておこうと思っている。
年に4~5冊程度フォトブックにしてコレクションしたいなと思っている。
オールドデジカメで可愛い我が家のプードル2頭を毎日撮影して月1程度に本にする。
これもまたいい趣味だなあと我ながら思う。


わんちゃんずが与えてくれる幸せは際限がなく、計り知れないといつも思う。
優しいわんちゃんずには感謝してもしきれない。

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