「サッカー日本代表vsベトナム代表」 あの岡田監督があの内田選手を育てた! 『中編』 BokuのJiron
ラグビーの元日本代表監督、エディージョーンズ。
彼もやっていた。W杯で勝つて1勝しかしてない日本をあの競合南アフリカに勝ったのだ。それも実力でだ!日本チームをあそこまで強くしたやり方。
それは今のサッカー日本代表をブラジルに負かすという目的にも近いだろうが、見てわかるだろう。。ベトナムとあのような試合をしていて誰がブラジルに勝てると思うだろうか。。そう、それは今の監督もそこを目標にしていないのである。
「我々は前回の王者フランスをW杯で倒す!待ってろフランス!」
きっとこのような目標があれば今のような状況にはなっていないだろう。W杯に行くことを目標にしている。そうなると最大限の力もそこまでなのだ。。
「でも王者を倒すんだ!俺はエムバぺを抑える!俺は点を決める!」
目標がそこにあれば気がついたらW杯には自然といけているだろうし、そこからが本当に日本代表の勝負なのだ。フランスと戦うまで負けられない。
決勝トーナメントに進み「フランスと戦うまでは絶対に負けられないんだ。。」
こんな気持ちがあったら今日本がW杯最終予選で戦っているような状況ではない。
このままW杯に行けたとしてもまたいつもと同じようにグループ敗退だ。ワールドカップで勝つことすらできないだろう。
ラグビー元代表監督エディーは言った。
強豪チームとの試合を年間何試合も戦わなくてはらない。
そして彼らは戦った。
もちろん負ける。でも分かっていてもちゃんと目的を持ってやる。
そして冷静になって分析し、どこが悪かったのか。。チームで話し合う。
弱いチームと戦ってできないことは強いチームが相手ではできない。しかも試合をやることに意味がある。
強豪チームこそ弱いチームには練習試合でも負けたくないだろう。。
そして若い選手たち、海外からきた選手たちも試合に出たい。
そして僕たちもW杯にでてもらいたいが一番は選手がそうしたい。
本当につくづく「仲間主義」だと思う。
30歳を超える選手を固定で使ってW杯に行けたとしても本戦で使うのは難しいだろう。
ビジネスをしてもらいたい。
優しい人間こそそれができない。
会長と森保監督、森保監督と選手。。
ずっと使ってきた選手を外す=裏切りだと思ってしまうのが仲間主義だ。でもそれをもっと使い続けるともっと外せなくなる。もっと罪悪感を感じるからだ。そして選手も失望感が生まれる。。信じてたのに。。
でも違う。ルールを決めてもらいたい。
結果が出なければ交換とかわからなければ前半と後半でガラリと変えるとか。格下相手のチームに対して全く内容が同じとかではベンチに座っている選手も飽きてしまうだろう。
「同じパターン、また僕の出番はない。。」
もし監督が独自のルールを決めているのならそのままに動くだろう。
結果がついてこないのならば変える必要があるしその勇気が必要なのだ。
森保監督は勇気があるがそれはベテラン選手を信じ抜く勇気と自分の意思を変えない勇気にしか見て取れない。
それも監督だろう。間違いはない。でも結果が出なければ。。うまい方向に進まなければ変える必要がある。監督が変われないのであれば監督を変えるしかないのだ。
でもそこに引っかかってる会長と森保監督の仲の良さだ。
お互い信じ合うのはいいことだと思う。僕も日本人だからとっても好きだ。笑顔が好きだ。仲がいい、人間関係がいい、最高だ!
でもサッカーはビジネスだ。会社の経営が悪かったら後もこうもなくなる。。勝つためとは思えない。
危機的状況での「情」でのビジネスはマイナスにしかならない。
岡田監督のようにスバッといけば外された選手は結果を出そうとまた頑張る。代表から外されてもまた呼んでもらえるように頑張るだろう!
あの内田篤人と遠藤 保仁、大久保 嘉人選手はそのいい例だろう。
内田選手は岡田監督に使ってもらえなかった。呼ばれなかった時もあるしベンチを温めることも多かった。
彼は悔しかっただろう。。悔しかったから努力して海外で活躍して世界トップクラスの選手になって改めて岡田監督にあの時のことを聞いたのだ。
「なぜ僕を使わなかったのか。。」
岡田監督はキッパリ。。「あの時のおまえはメンタル的に弱かった」
そして岡田監督の凄さはそこにあった。
あの時の決断は間違ってないという風格だった。
内田選手はきっと岡田監督から謝罪的な言葉、後悔的なを期待、求めていたのかもしれない。
でも岡ちゃんは違っていた。
岡ちゃんからの言葉を聞いた時の内田選手の苦笑いはある意味すごかった。。
そしてそれ以上に岡田監督の凄さがあった。
あの岡田監督があの内田選手を育てたのだろう。
全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。