10%の在学者数が消えている
今日は、息子福山の通っている大学の留年状況を調べたり、所属している研究室の教授の評判を調べたりした。
そして、大学のHPで手が止まった。
息子福山の学年の在学者数が異常に少ない。
25%もの人数が消えているのである。
25%というと、4分の1の人数が消えている事となる。
ちょっと異常すぎないか。
と思ったら、息子福山の次の年からの入学定員が増加していただけで、10%だとわかった。
息子福山の所属する科の分かれ道は、2年次である。
2年次に、超えづらい壁が存在する。
アジフライもそんな訳がないと、息子福山の落としたその学科を齧ってみたのであるが、その学科のえげつなさは、半端なかった。
難しいといえど、どこかには、取っ掛かれそうな溝があるはずなのであるが、指先一本の溝もなかった。
ということは、もう、こういうものだと丸々受け入れなければいけない学問なのである。
まるっきりわからないけれども、受け止めなければいけない事に遭遇するのは、自分の経験の中では、まあ、遭遇する機会はあったが、初めての経験の場合は、そういうものの捉え方に耐えるのはシンドイであろう。
うちの息子福山は、まんまとその鼠取りに引っかかって、単位を落とした。
うちの息子福山の同期のトップは、早稲田に合格したが、特等生で進学した強者である。
また、不本意な受験結果で、通っている学生もいたようである。
10%の消えた在学生の中には、もしかしたら仮面浪人もいたかもしれないが、この数値は大きくないですか?
息子福山は、中学の進学塾で、上には上がいる事を身に染みて実感している。
滑り止めの高校では、トップ層を維持して、指定校推薦を獲得できたのであるが、今思うと、その間、塾に行って知識のインプットをしていない弊害が大学入学してから、致命傷となってしまったようである。
いろんな動画を昨日も見て、研究したのであるが、大学では、一般の層の下に、指定校推薦がおり、その下にも一般層が存在し、その下に、本当にダメダメな指定校推薦が存在するという層があるそうだ。
一般で入学したものが、受験で燃え尽き症状に見舞われて、落ちこぼれるパターンがあるらしい。
などと、動画で学んだからと、安心材料にはならず、本日の10%の在学者数が消えている現象を見て、より一層不安になった。
指定校推薦の底力しか持ち合わせていない息子福山は、淡々と、ただ淡々と毎日一歩ずつ前に進んでいる。
それを親であるアジフライは、ただ見守るだけである。
帰宅したら、空腹を埋められるように米を炊き、着替えを用意するために洗濯をし、自宅では、ストレスの負担が無いように応援するぐらいしか出来ないのである、
2割の留年率かと思いきや、1割の退学率に慄く、今日。
加筆して、一部内容を変更しております。
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