派遣という名の婚活
21歳の時に結婚をしたアジフライは、社員をやっていた時期があまりない。そのかわりに、パートで大手企業を渡り歩いた。
そういえば、高校の同級生でナースになった友達が、病院でドクターとの出会いに夢はせていたものである。
良くドラマではあるが、実際はどうなのだろう?
一人目を生んだ病院の同室に一人の女性が入院してきた。
どうやら、この病院のドクターの奥様で、緊急入院であった。勤務の合間にドクターが病室を訪れ奥様に寄り添っていた。
そのドクターの奥様と世間話をするようになった。
友達がナースでドクターとの出会いに夢はせていた話をすると、「ふふふ」と笑われてしまった。
話によると、そのドクターと奥様は、小さい頃からのいいなずけであるそうな。なるほど、ドクター獲得は高い壁である事を思い知った出来事であった。
アジフライの時代は、高卒で一流企業に就職するのが当たり前の世の中であった。出世は苦労があったようであるが、高卒でも高みに上った人は少なくない時代である。
アジフライの幼馴染も商店の子であった為に、サラリーマンの妻にあこがれていて、一流企業に就職して社内結婚をして、その夢をかなえたものである。
さて、本題に入る。
上の娘が保育園時代に、ある大手のプロジェクトの人員としてパートを始めた。その部署に働いていたのは、アジフライを含め4人の女性パートだった。その後補充されたパートにもと派遣社員の人がいた。
その方に、ロータス123を学ばせていただいたのであるが、その人とのランチの時に話を聞いて、目からうろこがこぼれた。
ご主人との出会いは、大手企業の派遣先での出会いであったそうな。
現在、社宅住まいらしい。
なんかご主人との趣味で、サッカー観戦をしてかなり裕福な暮らしをしているようであった。
派遣になった理由がすばらしい。
派遣って、大手企業に行けるじゃない?
大手企業に勤めている相手を獲得するのにいい職場よ。とのたまうではないか。
その手があったか。
その当時は、派遣と言っても今と異なり初心者がなれるものではなかった。
しっかりしたスキルを磨き、高時給を得るだけの力が必要であった。
なんか、志がすばらしいと思った。
なんか、個人的には嫌だったけれどね。大手企業勤務と言う色眼鏡でしか、選んでもらえない男性たちが気の毒に思った。
まあ、幸せならばいいじゃないかとも言えるのだけれど。
現在の派遣は、特にシビアである。
スキルのある人もいるかもしれないが、昔に比べると質が落ちたような気がする。
前のパート先にも派遣はいたが、1か月更新だったようだ。
人出不足の職場であったから、人材が確保出来たらすぐに派遣を切れるようにそのような契約だったみたいである。
派遣を婚活目的で利用するのは、今の社会では難しいかもしれない。
しかし、世の中の男性に言いたい。派遣に気をつけろ。
