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【平和ビジネスへの道】#22 参加したくなる献血 My blood is red and black

こんばんは!かほりです。

最近、ずっと後回しにしていた結婚式のアルバムを作ったのですが、今日現物が届きました。大事な思い出が手元にあると嬉しくてホクホクしました。

近頃は写真もビデオもデータ管理なので、アルバム作成も現像もしなくなってしまいましたが、携帯を変えたり、PCを変えたりしてどこにあるかわからなくなってしまったものも結構あるので、たまにはこうしてちゃんとアルバムに残しておかないとなあと思います。


さて、今日はブラジルの献血キャンペーンMy blood is red and blackをご紹介します。

■抱えている問題

ブラジル全土で、献血の量が不足していた。

特に、ブラジルのバイーア州では自分の本当に大事な人や好きな人が必要としている時しか献血をしないという意識が強いことがわかった。


■着眼点

バイーア州の人が最も心血を注ぐものに掛け合わせて献血を呼び掛けてはどうか?


■解決策

バイーア州のサッカーチーム「ヴィクトリア」の力を借りて、サポーターに献血を呼び掛けるキャンペーンを実施した。

100年以上の歴史があり、赤と黒のユニフォームで馴染みがあったこのチームのユニフォームから、赤色の部分を取り除くことで話題化。献血量が不足していることを視覚的にインパクトある形で呼び掛けた。

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トーナメントの期間中、サポーターからの献血量に応じて、ユニフォームの色は変化していく。最初は白と黒だけだったユニフォームが1マスずつ赤い枠が増えていく仕掛け。

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■結果

バイーア州の人々が彼らの熱血を注ぐチームからの呼びかけに応じ、たった数日間のキャンペーンによって、献血量は46%増加した。

図1


ブラジルと言えば、サッカー。サッカーで負けると殺人が起きたりするほど(!)熱血を注ぐ国民性に目をつけて、その情熱を献血に分けてもらうという鮮やかなキャンペーンでした。

みんながゲームのように楽しみながら、一体となって参加できる仕組みがとっても面白いですね。


それでは、今日はこの辺で!

Peace!

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