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[ワクワク] > [不安] が、心の変化を産む

偶然、このキーワードについて何人かと会話する機会が続きました。
自分の中では、とても大切なことだったので共有します。
(画像とは無関係です。山が好きなだけで画像を選んでます。)

ちょっと余裕がある中で、物を購入したり、誰かに仕事を依頼するときに、かならず相手の発信する情報を確認します。

そしてその後の行動はこんな感じになります。

「ふむふむ。へー。いい商品だなあ。いい仕事をしているらしいなー。」

「うーん、でもなー。他でもあるし。今じゃなくてもいいし。騙されているかもしれないし。」

「買おう」「お願いしよう」とする前に、人は必ず[不安]を持ちます。
そして買わない理由、お願いしない理由を探します。

それはいくらでも見つかる。

それでも、その[不安]を払拭するような情報や、(売り込み度外視で)相手のことを考えた情報があったりすると、ある時点で[ワクワク]に変わる。

そして[ワクワク]の量が[不安]を超えたとき、購買や依頼というアクションを起こす。

そういえば、自分もそうしているなあ。
・・人間の心理ですね。

そして、そういえば建築士の旦那は、結果的にこれを引き起こすスタイルで仕事をしていることに気づきました。

例えば、家を建てたいという相談がきたりするとき。

依頼者は「旦那でなくてもよい」認識でご相談される。
これは当たり前の事だと思う。

彼はまずは依頼者としっかり話をする。

時間をかけて依頼者の気持ちで考え、同時に第三者の立場で考える。

(サラリーマン時代の私は、その姿をみて「さすがにそこまでにしなくても・・。」と思うほどだった。今は思わないけど。)

そして、依頼者のためにはっきりと「**さんは、家を建てずにマンションを買うほうがあっているんじゃないかな」と言う事もある。
なぜそう思うのかもロジカルに伝える。

(サラリーマン時代の私は、「せっかく依頼いただいたのに!おいっ!」と思ったりした。今は思わないけど。)

このとき、旦那は、本当に真剣に考えるけど、仕事を受ける気がない

でも、依頼者とその意見交換をちゃんと積み重ねていると、信頼関係ができて、依頼者の思いも整理されて変わってきたりして、[不安]が[ワクワク]に変わってきたりする

その[ワクワク]を依頼者も旦那も同じように感じたとき。
お互いの納得で、仕事が成立している。

これはお互いハッピーなことだ!

「仕事を選ぶなんて贅沢な!甘い!」という意見(←過去、自分が旦那に言った)もあるけど、この進め方は自分のスタンスを持つ覚悟もいる。

相手の人生の大きな節目に入り込む覚悟して、仕事をするという向き合い方なのだろうな。

やりくりも大変だけど、旦那と一緒にやる仕事は人として嬉しい。

不安を減らして、ワクワクを増やす。
人の心の変化を産む、大切なキーワードだなと思った。



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