クロスメディアコミュニケーション　ITマーケティング用語

クロスメディアコミュニケーションとは、メディアミックスと言い換えられる場合もあるマーケティング戦略の一つで、テレビや新聞、Webやメールなどを組み合わせて使うことで、広告効果を最大限に引き出すことをいいます。

もともとは広告媒体それぞれの弱点を補うために組み合わせて使われていましたが、近年では小説やアニメなど一か所で展開していた作品をゲームや漫画のような他の媒体でも展開していくことを指しています。

多くの場合はそれぞれの場所で人気が出てきたものに対し、さらなる市場の拡大を目指すために展開していましたが、今ではクロスメディアコミュニケーションを前提とした作品作りも行われていて、その広告効果は絶大なものとなっています。

またその展開先も広がっており、音楽CDや実写ドラマの他にトレーディングカードやフィギュアなどあげられ、いろいろな市場がクロスメディアコミュニケーションの対象となってきていることがわかります。