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振付師、ダンサー 梨本 威温さん

『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』公開記念企画「あなたのクリエイティブの教科書を教えてください!」クリエイターズインタビュー、第18回目は、振付師、ダンサーの梨本 威温さんです。

 振付師。ダンサー。1982年埼玉生まれ。ファッションと現代アートを主軸にしたPRエージェント HiRAO INCの創設メンバーとして7年間ブランディングに従事し、2011年にフリーの振付師としてキャリアをスタート。ウィル・アイアム『#THAT POWER feat JUSTIN BIEBER 』の振り付けを考案し、野口量、今井悠と共に 左 をスタートさせる。2012年には松本潤(嵐)ソロ曲の構成 振り付けを手がけるなど、モノやコトを巻き込み絵を決めこんでいく振り付けに定評がある。アイドル、ファッション、アートの最前線で尖ったアーティストらとの経験を元に、女王蜂『ストロベリヰ』MVや、フレンチレストラン『レフェルベソンス(ミシュラン一つ星)』のショートフィルムにおけるシェフの手の振り付けなど、動きの存在する所であればジャンルを問わず目に効く振り付けを考案する。GRINDER-MANタグチヒトシのアシストとしてWORLD ORDERのライブ演出チームに参加するなど、ある方向に極端に突き抜けたクリエイティブに対して、より旨味を引き出す方法を提案する。自分自身で想像した 動きが現実に出来るのかを確認するために自身も多くのジャンルを踊りこなすダンサーである。  



 Q. あなたの『表現の教科書』を教えてください

A. 具体作を挙げるのは難しいのですが・・、サラリーマン時代に読んだ ジェームス W ヤング の『アイデアのつくり方』は、きっと今自然に作っているやり方の基礎にはなってるんだと思います。 


 Q. そこからどのようなインスピレーションを得てどのように実践していますか?  

 A. インスピレーションは本の性質上、受けていません笑 ほんとに、なんというか図工の教科書みたいな感じなのです。ただ、この本を読んだ当時に変化があったとすれば、いま自分が作っているものが オリジナルだ ユニークじゃなきゃダメだ って思う信仰みたいな考えはなくなり、ただ単に面白ければいいやと心身ともに軽くなりました 笑 


 Q. あなたが表現する上で一番大切にしていることを教えてください 

 A. その時その時代ごとに自分の中だけに起こるちっちゃいトレンドみたいなのがあって、それに従って(というかそれしか出来ないのですが、、)割と本能のままに作ります。ただ昔から調子いい子供だったので、きっとあいつ笑うだろうなとかそんなコトは作るときにいつも思ってるかもしれません。  



次号もお楽しみに!


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