N高・S高 御茶ノ水キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」…

N高・S高 御茶ノ水キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」プロジェクト。 多くの人の心にうったえるをテーマに、社会課題や身近な暮らしに関する公共広告画を錯視効果を使って制作しました。 ここでは生徒がまとめた記事を紹介します。

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最近の記事

どんどん遠くなる心の距離ってなんだろう?

直接会って伝えることと、スマホを介して伝えることによって変わってくる「心の距離の違い」を表現しました。 スマホはとても便利だけど、たまには直接会って伝えて欲しい!ということと、ネットに依存しすぎないように注意してほしいという願いを込めました! ■ 工夫した点 「心の距離」を表現するのに、線だけでは伝わらないと思ったので、心電図が書いてある画像を選びました。 ミュラーリヤー錯視を使い、2本の水平線の長さは変わりませんが、下の方が長く見えることを心の距離に当てはめて考えました。

    • 労働と自殺

      今の社会は労働環境が悪かったり働きすぎていたりしそれが自殺につながってしまうケースが増えています。 先進国の中では日本が労働につながっている自殺率が非常に高いので労働時間や環境の見直しが必要だと考えました。 ■ 工夫した点 白は膨張色黒は収縮色なので考えているし白い部分が大きくなるように工夫した。 首を吊っている人が中にいる。 ■ 制作した広告画像はこちら! この広告は疲れている人が仕事のことでいっぱいになり命を経つことも考えてしまっている ■ プロジェクトを終え

      • 【錯視 × 海洋汚染】私たちは魚介類を食べられるだろうか。

        今世界で問題になっている海洋汚染問題。皆さんは知らず知らずのうちにその影響を受けていることをご存知でしょうか? 人間は1週間にクレカ1枚分のマイクロプラスチックを摂取しているそうです。魚介類、ペットボトル飲料に特に多く含まれていて、多く摂取してしまうと、乳がん、生殖機能の低下、知能の低下の可能性があります。 あなたの今日の夜ご飯、プラスチックになるかもしれません。 ■ 工夫した点 今回利用した錯視効果は「きらめき格子錯視」というもので、全体を見ていると白い丸ポチが点滅し

        • #N高 #PBL #広告 #錯視効果【人生】あなたは人を助けられますか?

          いじめなどで自殺してしまう若者を減らすという目的の為にミュラー・リヤー錯視と呼ばれる錯視効果を用いて、広告画を作りました。 見た人には言葉をかけることで、自殺しようとする人を止められるので黙秘しているのではなく勇気を出して声をかけてあげて欲しいです。 ■ 工夫した点 人生という文字と錯視の中心となる真ん中の線を赤色にして人生を表しました。 ■ 制作した広告画像はこちら! 見た人に、「いじめ」について考え直して欲しいと思いつくりました。 被害者にも加害者の人と同じように同

        どんどん遠くなる心の距離ってなんだろう?

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        • 錯視広告プロジェクト
          28本
        • オンラインの遊び
          17本
        • オフラインの遊び
          6本

        記事

          Don’t throw away food “食べ物を捨てるな”

          自分が食べられる量をきちんと見極めた上で作り、できるだけ食品を捨てないで欲しい!という気持ちでこの広告を制作しました。 作ったは作った頼んだは頼んだで全て食べきれずに満足しまだ食べラル状態の食料にも関わらず捨てられてしまう食料が多く、日本だけでもかなりの量の食料が一年で捨てられてしまっています。 それは料理を作った人にも食材を作った人に対してもそして今世界中で飢餓に苦しんでいる人々に失礼だということを知ってほしい。 ■ 工夫した点 下の画像のように広告下部の文字のフォントを

          Don’t throw away food “食べ物を捨てるな”

          STOP!地球温暖化!住処を失ったホッキョクグマのためにできること

          地球温暖化がもたらす影響に着目してこのポスターを作成しました。このポスターでは地球温暖化によって住処を失ったホッキョクグマを題材にしています。今や地球温暖化がもたらす影響は無視できないものになってきています。永久凍土までが溶け始め、海面上昇がますます進み、海中の温度も上がってきているため漁獲量も減少しています。この広告を見て少しでも地球温暖化のもたらす影響に興味を持って頂けたらと思います。 ■ 工夫した点 文字の色分け・画像の使い分け ■ 制作した広告画像はこちら! 地

          STOP!地球温暖化!住処を失ったホッキョクグマのためにできること

          意識しないようにしている大問題をこれを機にもう一度考えましょう。

          普段意識しないような、ことなかれ主義と言うことにもう一度向き合いたいと思って作成しました。 ことなかれ化社会というのは現代日本人に多く見られている問題です。そんな問題にこの広告で目を向けてもらえたらありがたいです。 現代社会はことなかれ主義に溢れています、しかし無視したり知らんぷりする行動も後から心を重くするものです、勇気はいるけど一歩踏み出した後にモヤモヤが残らない道と、後から心が重くなりモヤモヤする道、あなたはどちらを選びますか? そんな問いかけをできればと思います。

          意識しないようにしている大問題をこれを機にもう一度考えましょう。

          N高等学校 木曜プロジェクトN オプティカルイリュージョン テーマ過眠症

          N高等学校の木曜プロジェクトNという、毎週木曜日に行う月単位のプロジェクト学習で作成した「多くの心にうったえる」錯視効果を使った公共広告を紹介します。 私が作成した広告のテーマは「過眠症」です。 皆さんは過眠症という病気を知っていますか? 社会では認知度が低い病気です。そのせいで偏見を持たれたり、あらぬ誤解が生まれてしまい苦しんでいる人が存在します。 そんな過眠症という病気の認知度を高めるために作成しました。 私自身過眠症と深い関わりがあり、私視点で過眠症を表現しました。

          N高等学校 木曜プロジェクトN オプティカルイリュージョン テーマ過眠症

          今を生きるために必要なもの〜情報の本質を見抜こう

          「インターネット社会を生きるために必要な情報を見極める力」を伝えたいという願いを錯視効果のある広告で作成しました。 デマ情報などに騙されないように今一度意識してみましょう。 ■ 工夫した点 人の目を引くような色味を使って、数秒間は見られるような作りにしました。 背景にたくさんの情報の中から見抜くというメッセージ性も込めています。 ■ 制作した広告画像はこちら! 情報という文字に使われている赤色が左右で違う赤色に見えるが、実際は同じ赤色となっている。 このことから、情報の

          今を生きるために必要なもの〜情報の本質を見抜こう

          LGBTQ +への認識の低さに物申したい高校生の語り場

          みなさんは、『LGBTQ +』という言葉を聞いたことがあるでしょうか? (L…レズビアン G…ゲイ B…バイセクシュアル T…トランスジェンダー Q…クエスチョニング、クィアなど) そんな『LGBTQ +』の問題が最近になって良く取り上げられるようになってきました。 そんな中で私は、錯視効果を使ってより多い人にこの問題への認識を身近なモノにしたいと考え、『LGBTQ +』問題の『T』の部分を広告画としてみなさんにお届けできるようにしました。 そもそもT(トランスジェ

          LGBTQ +への認識の低さに物申したい高校生の語り場

          「息がしやすいマスク」に何の違和感も抱かず着用している老若男女たちへの錯視アートを作ったので見て欲しい。

          学校の授業で「社会問題を錯視を使ったアートで表現する」というものがあったので、同年代や社会人によく見かける「息のしやすいマスク」をつけている人たちに向けたアートを作ってみました。 ちなみに私は西友の大量に入っているタイプのマスクを使っています。 え?一番効果なさそう? ■ 工夫した点 今回は必ず錯視を使わなければいけなかったので、 「水玉模様やチェック柄の洋服を遠くから見ると一色に見える現象」を使ってみました。 調べても名称が出てこなかったので説明が曖昧ですが、きっとわかっ

          「息がしやすいマスク」に何の違和感も抱かず着用している老若男女たちへの錯視アートを作ったので見て欲しい。

          誹謗中傷 ダメ 絶対!!

          なんか、、、やっぱり人を馬鹿にしたり傷つけるのっていけないことだと思うんよね。実際、自分も、ネットではないけど、自分の好きなものを馬鹿にされたり罵られたりして広告の画像みたいに周りから圧迫って言うか、御先真っ暗っていうか、なんか押し潰されるような心情(イメージ)になったから。そんな感じに圧がかけられているように錯視効果を使ったよ。広告はネットを題材にしてるけど、リアル(現実)でも誹謗中傷などはやっちゃダメだぞ!                               誹謗

          みんな笑顔で居られるように

          自分が日々生活していてタバコを吸う場所を考えない人に対して 不快感や不満を持っていたので 今回はタバコを吸う人も吸わない人も笑顔で居られるように タバコを吸う場所や周りの人のことを考よう!! という願いを込めて広告画を作成しました。 ■ 工夫した点 体の中の緑のマークの部体の中の緑のマークの部分に錯視効果を利用することで心の落ち着きを表現したことや、 顔に表情で吸っていい場所と吸ってはいけない場所を表現しました 分に錯視効果を利用することで心の落ち着きを表現したことや、 顔

          人と動物は遠いようで近い。そんなメッセージ込めちゃいます。

          動物にも感情があるという研究結果が出たのでかれらの気持ちを考えてみようという願いを込めた。動物園でストレスを抱えた動物がいるというのを聞いたのと、動物を捨てる人に伝えたいものがあったので作った。他にも、動物は仲間が死んだ時に悲しんだりするなどの、人間が普段目を向けない感情があることを知ってもらいたかった。 ■ 工夫した点 見やすいようにあまり色を使わなかった。檻の向こう側にいる人は少し目立たせたいのでアクセントカラーを入れた。シンプルな見た目で立場が違うのがわかりやすいよう

          人と動物は遠いようで近い。そんなメッセージ込めちゃいます。

          スマートフォンを十秒見つめてみてください。大切なメッセージ、見えなくなっていませんか?

          SNSによる誹謗中傷が減ってほしいという願いを込めて作成しました。しっかり自分の意志を持ち、SNS上の情報に翻弄されるのではなく、あくまでもコミュニケーションツールのひとつだという事を忘れずに活用できたらいいなと思っています。 ■ 工夫した点 洗濯用洗剤ブランドのPersilがメキシコで制作したプリント広告を参考にこの広告を作成しました。トロスクラー効果という、視点を一点に固定することでそこ以外の像が徐々に崩壊し、一様な視野になる現象を利用しました。SNSを通した誹謗中傷や

          スマートフォンを十秒見つめてみてください。大切なメッセージ、見えなくなっていませんか?

          言葉の弾丸

          初めまして。 私はいじめ・悪口をテーマにしました。理由はこの世の中からいじめを無くしたい想いと、私が過去にいじめられたからです。 私は小学生、中学生のときに幾度といじめを受けてきました。みんなのようにできないから、少しみんなよりできるからと周りの人は何かある度に理由を変えて私をいじめてきました。当時私が受けてきたいじめは暴力より悪口の方が多かったです。私は気付きました。人は力を振りかざすより先に口が動くことに。学校で「暴力を振るえば先生に叱られる」それを恐れたいじめっ子達は悪