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Privacy Talk

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「Privacy Talk」は、Privacy by Design Labが日本のプライバシーバイデザインの先駆けとして立ち上げた、国内外の専門家のインタビューメディアです。 デ… もっと読む
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#新型コロナウイルス

イスラエル政府が進めるコロナ対策とアプリ開発の秘密とは?

政府は新しくコロナ対策として追跡アプリの開発を検討しているという発表を行なっています。 アプリ自体は日本だけでなく欧州地域や民間企業、既にダウンロードが行われている地域でいうとイスラエルやシンガポールなどで取り組みが始まっています。 前回は各国のアプリの状況に関して一覧でまとめて紹介しましたが、これからは各国政府関係者にインタビューを行いながら、各国の政府がデータを活用してどのようにコロナ対策を行なっているかお伝えできればと思います。 第二回はイスラエル、アメリカのワシ

スタートアップ国家のイスラエルがコロナ時にデータプライバシーマーケットに注目する理由

コロナ対策が長期化していく中で感染の拡大をいかに防ぐのかというのは大きなポイントになっていきます。 対策の一つとしてデータ活用と個人のデータプライバシーを両立させていくことは大きな課題の一つです。 技術的に解決できる "安全" と信頼に関わる "安心" をいかに担保していくかが問題を解決する上で非常に重要な役割を担います。 第一回はこれまでもスタートアップ国家と呼ばれていたイスラエル発のデータプライバシースタートアップ動向と変化をイスラエル、アメリカのワシントンDCとデ

データ社会で政府が国民から信頼してもらうために何が必要か?

政府のデータ利用が叫ばれる中で、データプライバシーに関する議論も様々な角度から盛り上がっています。 今回は、ブリティッシュコロンビア大学で教鞭をとっているビクトリア准教授に公共のデータプライバシーと透明性の話から、民主的なデータ管理の仕組みまでお伺いしました。 記事は第一回と第二回に分けられていて、第一回では民主的なデータ利活用の話、第二回では情報マネジメントの観点からデータに関する話を伺っていきます。 ブリティッシュコロンビア大学准教授 Blockchain@UBS

ソーシャルメディアのデータから考える社会全体で分断が起きる理由とは?

第二回は情報マネジメントの観点から公共でのデータ利活用で重要なポイントを考えていきたいと思います。 コロナを一つのきっかけに社会全体が大きく変わろうとしています。その中で、私たちの声を代弁するデータはより重要な役割を担っていくと考えられます。 今回もブリティッシュコロンビア大学で教鞭をとっているビクトリア准教授に公共のデータプライバシーと透明性の話から、民主的なデータ管理の仕組みまでお伺いしました。 ブリティッシュコロンビア大学准教授 Blockchain@UBS 代表