映画観た話とか。

今日もラボ。
みんなラムスプリンガのMV観てくれただろうか!!
考察してくれてる人とかもいて、読んでると面白いね。

いろんな意味で今回のラムスプリンガEPは自分にとって思い出深い1枚になったよ。
前回のEGOも素晴らしくって思い出深いけどね。
つまり全部思い出深いか笑

よくも悪くも完全に時代が変わってさ。
だけど、なんかそれももはやどうでも良くなってきてて自分自身。
ちょっと前は結構気にしてたというか、これからどうしていくのがいいんだろ〜。って漠然と考えて頭の中忙しかったんだけど
ラボができたことで、できることとやるべきことがよりはっきり見えてきて
だからこそ、それ以外のことがどうでも良くて。
みたいな感じになってきた笑


ほとんど毎日大体寝る前1本は映画観てるんだけれど
昨日は『ビーチバム 真面目に不真面目』って作品を観た。
とても良かったなー。
(ネタバレしちゃうかも)


『GUMMO』とか撮ってる監督さんなんだね。
スヌープドッグが出ててめっちゃ面白かった。おしゃれだねあの人本当。
で、最初、このビーチバム始まって「この役者さんめっちゃいいな〜」
って思ってたら主人公が『ダラスバイヤーズクラブ』で主演のマシューマコノヒーって人らしくてなんか嬉しかったわ。笑

簡単にあらすじかくと、超自由人で詩人のムーンドッグって人がいて(これがマシュー)毎日マリファナ吸って酒に溺れててでもずっとハッピーに過ごしてるのよ。
で、みんなにクズって言われながら愛されて楽しく生活しつつも
詩人として活躍できてたのも昔の話じゃん?お前はもう過去の人だ。
的なことも言われつつ。
で、いろいろ起きてまた詩集を出版しないといけない状況になるんだけれど。

みたいな。まぁ興味ある人は観てみておくれ。

なんか、作中でムーンドッグの振る舞いってめちゃくちゃなんだけど
自分の目にはむしろ謙虚だなーって写ったのよな。
めっちゃ優しくて、人のことを否定しないというか、ちょっとした悪口とかは言っちゃうんだけど、それもまたなんか可愛らしいというか笑
誰かの行手を阻んだり、誰かの進路を無理やり変えようとしないからこそ自分は自由でいられるというか。その逆なのかもしれないけれど。
辛いことがあって、それも外に出さずに自分の中で噛み砕くだけの強さもあって、みんなからはクズって言われてるんだけど、ある部分では誰よりも知的で的確っていう。

多分、この作品において、ムーンドッグを観客がどう見るか。
というところは、見る側の精神年齢とか経験でだいぶ変わるんだと思う。
そして、それがこの作品を今後古くしない要素になってるんだろうな。

作品の初めに、ムーンドッグが読む詩があって、それがめっちゃ下品なんだけどなんか悪くないなー。って感じの詩なんだけど
それを作品の最後にまた読むシーンがあって、聞こえ方がものすごく深く聞こえるのよ。
ジーンときたなー。
世の中は人がコントロールできるような理路整然としたシステムで動いているわけじゃなくって、ダーティーでずるくて残酷なんだけど、何もかもヘラヘラと乗り越えていく彼だからこそ詠める詩だったんだな。って最後に気付く。
それがなんか、自分の人生で必要なことのような気がして、なんか背筋ものびたな〜。

映画とかってまじで好みというか好きな傾向が他の芸術よりもクロスすることが少ないけど、それって映像込みの芸術だからどういう深度でその場面を読み解くかとかそういうことも理解とか感覚に大きく左右してて、だからこそ同じものみてても違う意見になっていくんだろうなー。って。

ひたすら愛と人間の話でとても面白かったな〜。

映画の話しちゃったな〜笑

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POS部屋とは、、、
Project Open Source Roomの略。
そもそもは、アーティストたちがひとつの場所に集ってアイデアや表現を出し合ってそれを共有しながら面白いものを作っていきたい。
という思いから始めようとしたプロジェクト。
結果的に、紆余も曲折もやんわりと経ながら単純に森良太が表現したいことを表現するだけの場所になりました。
シンプルにいうとファンクラブ。
だけど、ファンクラブと一言で括ってしまいたくない思いが絶妙な塩梅でProject Close Sourceな現状を生み出している、WEBの孤島。
そう、ここは楽園。