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fpを連れて(Mマウントレンズ撮り比べの小石川後楽園編その3)

さて、一日空いてしまいましたが、3部作第3段です。完結編です。
詳しい話はこちらの記事をご参照ください。

最後は「ライカ ELMARIT-M 90mm F2.8」です。
ライカレンズを買った理由に関しては最初の記事に書いたので省略しますが、とにかくライカレンズを使ってみたかった。
てな分けで購入したのが「ライカ ELMARIT-M 90mm F2.8」です。
選んだ理由としては、良品で安い部類だったから。90mmという画角はちょっと長いかな、と思ったのですが、これまでdp3 Quattro(35mm換算75mm)が使えていたから大丈夫だろう、ということで決定。

撮ってみる

これまでは色々と語ってから写真を紹介したのですが、このレンズに関しては見てもらうのが一番かと思います。
ではどうぞ。

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どうでしょうか?
このボケの具合と被写体の存在感。
見た瞬間に「ああ、だからみんなライカ買うんだな」と実感しました。

他の写真もご覧いただきましょう。

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雨に濡れた感じや苔の風合い、水の結合具合まで写し撮っています。

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背景をそれほどボカさなくても被写体が浮かび上がります。

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階段の途中にいたザリガニ。スゴく威嚇してて申し訳なかったけどちょっと写させてもらいました。

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90mmだと円月橋も全部は写りませんでした。こういうときはクローズアップで。

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大きさ・重さ・操作感等

全長が76mm、重量が410gとなっています。サイズが大きめなので、重さはそれほど感じません。fpに取り付けるとレンズが飛び出している感じになります。

そして、特筆すべきが操作感。
フォーカスリングはものすごくぬるっと動く。この粘り具合がちょうど良く、細かいピント合わせも苦にならないような動きをします。
絞りも明確なクリック感は弱めですが、しっかりと指標位置で止まってくれます。
これらのさわり心地だけでご飯を食べられるほどの感じのよさです。

その写り、噂に違わぬ

初めてライカのレンズを使ってみました。
人々が魅了される意味がわかりました。
こうなると現行のレンズやカメラも欲しくなってしまって、もう無限大に浴が膨らんでいきますね。いくらお金があっても足りない。
完全に沼です。

レンズを変える。写真を変える。

レンズを変えることで写真が全く変わります。

レンズ交換式カメラはその名の通りレンズを変えられることが特徴の一つです。ですが、キットレンズ1本だけで済ませてしまっている人も多いと思います。
レンズというのは高価な物です。本体ですらウン十万するのに、それと同等かそれ以上の値段のものがゴロゴロしています。

しかし、レンズも実はピンキリで、1万円代から転がっている物もあります。さらに今は、ミラーレスカメラの登場によってオールドレンズがマウントアダプタで使用できる機会も増えました。ヴィンデージものは別として、昔のレンズは安く買えるものも。

是非この機会にレンズを交換してみませんか?
新しい視点が開けるかもしれません。

今回の記事が、あなたのレンズライフに新風を巻き起こすことができれば、望外の喜びです。
それでは。

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