現状に苦しんでいる方へ〜ライオンと魚のたとえ話〜
どうも、ぱわぼうです。
現状に苦しんでいるのは、はたして努力が足りないからでしょうか。
たとえば、学校や会社に行けないことは、努力が足りないのでしょうか。
ライオンが、魚と一緒になって、魚のように泳ぎなさいと言われて、
魚と一緒になって泳ごうとしただけで、すごいことではないでしょうか。
すごいことだけれど、オススメはしないのではないでしょうか。
それと同じように、たまたまライオンという人が、魚たちが所属する学校や会社にいかなければならないことになったと考えるのであれば、
学校や会社へ行けなかったとしても、ただ、環境を変えようという話になるのではないでしょうか。
また、ライオンが、将来は、立派な魚にならなければならないと、日々立派な魚になろうと努力していたらどう思うでしょうか。
オススメはしないでしょう。
ライオンがどんなに努力しても、立派な魚どころか、魚にすらなれないため、周りからは常に否定されるでしょう。
ライオンは、自分の努力が足りないと自分を責め、さらに無理して努力を重ねますが、結果が出るはずもなくさらに周りからは否定されるというループに陥ります。
さて、そもそも、はたしてライオンは立派な魚になりたいのでしょうか。
いつの間にか環境によって、立派な魚にならなければならないと思わされていたのではないでしょうか。
ライオンは何のために頑張っていたのでしょうか。
ライオンと魚に置き換えると、ライオンは、ライオンらしく輝ける世界があるからそっちの方に進むのが良いと思えますが、
実は人間の社会も似たようなものではないでしょうか。
同じ人間というカテゴリーだけれど、実は1人1人、ライオンと魚、もっというとライオンと魚以上に違っているのかもしれません。
いつの間にか目指さなければならないと思っていたものを捨てて、自分の望む世界や方向性に向かって進んでいくことこそ、自分らしい生き方につながるのではないでしょうか。
自分らしさは演出するものではなく、自然な自分の気持ちに従って行動していく中でにじみ出てくるものと思います。
そういう風に生きる努力はしてみたいものですね。
現状に苦しんでいる方へ、ほんの少しでも楽になるヒントになれば幸いです。
ぱわぼうでした。
お心遣いありがとうございます!