マガジンのカバー画像

自分のお気に3

981
自分のお気に
運営しているクリエイター

2018年9月の記事一覧

お金がなくなる恐怖心

お金がなくなる恐怖心

こんばんは。創造系不動産の高橋寿太郎です。『建築と不動産のあいだ』をあらためて読み直してみると、こんなことを書いたっけな〜? というのがけっこうあります!

−クリエイティブで賢い建て主は、本当は自分たち家族や企業にあった「幸せの形・理想の形」を追い求めようとスタートラインに立つのですが、お金の疑問は「お金の不安」となり、建て主の伴走者としてぴったり真横にくっついてきます。(P.33)

それ

もっとみる
仏教が進化論的に「正しい」理由とは? 『なぜ今、仏教なのか――瞑想・マインドフルネス・悟りの科学』第1章全文公開【8/5発売】

仏教が進化論的に「正しい」理由とは? 『なぜ今、仏教なのか――瞑想・マインドフルネス・悟りの科学』第1章全文公開【8/5発売】



1 赤い薬を飲む
人間のありようをドラマチックに表現しすぎるのを覚悟のうえで尋ねよう。映画『マトリックス』を見たことはあるだろうか。

主人公のネオ(キアヌ・リーブス)は、自分の住む世界が夢の世界であることに気づく。ネオが日々暮らしていると思っていた生活は実際には精巧な幻覚にすぎず、現実のネオの肉体は、ぬめぬめした液体に包まれて棺大のポッドにとらわれていた。ネオのポッドは、何列も何列もずらりと

もっとみる
小説を書く人は、結局、自分が書く小説にしか興味がなく、あるいは好きな作家にしか興味がない

小説を書く人は、結局、自分が書く小説にしか興味がなく、あるいは好きな作家にしか興味がない

 名前のない書き手とその書き手の本が、世間でどのような扱いを受けることがあるか、翼猫さんと「この空気は、けっこうつらい」(https://note.mu/itoguchimasaka/n/n440ef5aae35c)という私の記事のコメント欄でやりとりした。
 それで思い出したことがある。
 私はリアルでは、自分が小説を書いているということを周囲にほとんど話していない、ということを以前書いたが、そ

もっとみる