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リモートワークの心得〜スタッフ編〜

株式会社ぱとかでWebデザイナーをしているスタッフMです。ここ最近、急速に普及が進んでいるリモートワーク。弊社は創業以来、基本的に全員がリモートワークです。私個人ではフリーランスをしていた時期も含めると、かれこれ5年ほどリモートワークをしています。もう電車通勤にはもどれません。今日は、会社に所属するスタッフの立場から、リモートワークの心得やポイントについてご紹介したいと思います。

仕事環境を整える。

リモートワークの導入には、コミュニケーションや情報共有をスムーズにするツールが欠かせません。弊社では社内のコミュニケーションに、チャットワークを活用しています。また、社員全員にノートパソコンとスマートフォンが支給され、社外との連絡にはメールや電話のほか、取引先会社の環境に応じてチャットワーク、バックログ、Slack、Skype、Zoom等、柔軟に対応できるようにしています。ファイルはDropbox、Googleドライブなどクラウドストレージを使用しています。


チャットは「絵文字」と「!」を駆使する。

チャットは早くて便利ですが、やはり文字だけのコミュニケーションであるため、なかなか相手や自分の感情が伝わりにくい面もあります。

私はすごく心配症のコミュ障な性格なため、「よろしくおねがいします!」と送ったときに相手から「承知しました。」とだけ返ってくると、無性に不安になります。忙しかったかな?気に障ったかな?など気にしてしまうのです。逆に「!」や絵文字を添えて「了解です!」「かしこまりました!(絵文字)」と返信してもらえると、単純ではありますが安心しますし、相手に対する親近感も格段にUPします。

そして、気持ちよく仕事をしてもらえるように、自分からも相手に対してなるべくやわらかい表現になるように心がけること。会社によってフランクさの許容範囲は違いますし、目上の方に対しては配慮が必要ですが、顔が見えないからこそ、感情を伝える工夫を忘れないことが大事なのだと思います。

気になるもの、視界に入るものを取り除く。

羽海野チカ著「3月のライオン」第9巻に、こんなシーンがあります。宗谷冬司と土橋健司のタイトルをかけた対局。すさまじい集中力で対局は進みますが、悩むような局面でもないにのにかかわらず土橋さんが微動だにしなくなってしまいます。その様子に気づいた宗谷名人が、部屋の隅にいた小さな虫を外に逃します。すると再び土橋さんは対局を再開。視界の隅に入った小さな虫が、思考に不具合を起こしていたのです。

仕事もそれと同じです。畳まないで放りっぱなしの洗濯物。壁にかかったヨレヨレシャツ。片付け忘れた空の段ボール。いっぱいになったゴミ箱。洗っていないシンクの食器。意識していないつもりでも、集中力を低下させる原因になりうるものは、毎日業務を始める前に片付けておくとよいでしょう。

信頼と期待を裏切らない。

リモートワークは他人の目が届きません。なんなら1日中さぼっていてもばれません。チャットやメールのプッシュ通信が来たときだけ反応すれば、何をしているかなんて相手にはわかりませんから。ですが、リモートワークができる環境というのは、会社や上司が自分を信頼し、期待をしてくれているからなのだということを忘ないようにしないといけません。通勤もなく、他人の視線も気にならない、自分のペースで仕事ができる恵まれた環境を、享受して当たり前だと思わないことが大切です。

昨年、社員からの発案で弊社に「おまかせ勤務制度」という新しい制度ができました。いわゆるフレックスタイム制度のようなものです。朝ゆっくり本を読む時間が欲しいので勤務開始を遅くしたい、今日は夕方からライブにいくので1時間早く帰りたい、など、時間単位で勤務時間を調整できる制度です。今まで会社と社員の間で信頼を蓄積してきたからこそ実現できたのだと思います。

リモートワークにおすすめアイテム

最後に、個人的に導入してみてよかったアイテムを2つご紹介します。

●首サポーター コルセット
お値段もお手頃、首を支えてくれるサポーターです。長時間のデスクワークで首の疲労からくる頭痛に悩まされており購入。ストレートネックにも◎。着用時に人目を気にしなくていいのはリモートワークのいいところ。


●ノートパソコンスタンド
姿勢が猫背になりがちなノートパソコンに。パソコンを立てかけて斜めに設置し、モニターを目と同じ高さにします。姿勢がよくなるので肩こりや首の疲労に効果的。私が以前購入したものはAmazonでは現在取り扱っていないようなので似たような商品を紹介します。他にも同様のアイテムが多数販売されているので、ぜひ探してみてください。

以上です。
またおすすめアイテムを発見したら紹介したいと思います。

電車通勤もなく、家族との時間も増える。
素敵なリモートワークライフを過ごしましょう。
Let's enjoy remote work!

↓ リモートワーク管理職編はこちら↓


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