君と僕の緊急事態宣言②4月26日
在宅勤務。わーわーオンライン会議をしたり書類を作ったり、とにかくわーわーやった。
電話の向こうでもわーわー言っており、どこもかしこもてんてこまいだ。
土日出社したので許してもらおう。
それにしてもそれぞれワーワーしており、依頼がしっちゃかめっちゃかだったり、感情的だったり、有事にこそ「そのひとらしさ」がでる。
何度も深呼吸して、話を仕切り直す。
1年間ずっと、緊張を強いられている現場がたくさんあるだろう。
日記を書いている暇のある私は恵まれている方だ。
昼食はデリバリーで大きなハンバーガーを食べた。大きなハンバーガーを食べている限りは不幸ではないと信じている。
夕食はふるさと納税で届いたまぐろのお刺身、雑穀米、味噌汁、味付玉子。
娘は通常通り学校にいき、委員会にやりがいを見出して張り切っている様子。会議の様子を事細かにはなしてくれた。
あとは黙って宿題をやり、公文の課題をやり、タブレット学習にいそしみ、残りの時間をゲームに費やしていた。
日中すこしだけテレビをつけたが、道行く若者にインタビューして「緊張感ないっすよね〜」というコメントを無理矢理引き出しているように見えて不快だった。
若者を悪者にして、政治家を悪者にして、それですむ話じゃないからなあ。
引き続き山崎豊子「大地の子」を読む。まったくもって彼ら(文革当時の在中日本人)に比べたら私の境遇なんてどう考えても平和そのものだ。
比べてどうこう言うものではないが、あらゆる時代に、それぞれの苦悩と日常がある。
その中でいかに静謐な心をもてるか、ということについてしばし考え、就寝。
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