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夏だ! 水辺へ! その4

三日目。京都はいろんなところに行っているけど、行ったことのないところにしようと、下鴨神社に行くことにした。午後から雨が降る予報だ。

京都駅→(JR奈良線)→東福寺駅→(京阪電車)→出町柳駅へ。
JR奈良線は日本語が聞こえてこなかったくらい、海外の方ばかり乗っていた。イスラム圏っぽい格好した女性、タトゥーをしたムキムキの青い目の金髪男女、中国語で会話する家族連れ。年配の外国の女性に席を譲ったら、ダンケシェーンと言われたり。

雨が降る予想の割にはやっぱり暑くて、日光を避けつつ川を渡って、世界遺産、糺の森(ただすのもり)へ。縄文時代からある森はとても美しくて、風が爽やかで、しかも人が少なかった。

参道に沿って流れる「瀬見の小川」は「方丈記」の著者である鴨長明が詠んだ和歌にも登場するそうです。知らなかったけど、鴨長明って実家が下鴨神社だったんだ・・。

石川や せみの小川の 清ければ 月も流れを たずねてぞすむ  鴨長明

観光地とは思えないほど、ほんとに人が少なかった。ここは夏場は穴場!
 @糺の森/下鴨神社・河合神社
今回の旅行は、暑かったからかもしれないけど、京都なのに人が少なかった。

糺の森から下鴨神社に行く途中、横に河合神社という神社があり、美麗の神様が祀られていて、京都の美の聖地として女性に大人気だそう。
鏡の形をした「鏡絵馬」を、設置してある色鉛筆などを使ってお化粧を施して奉納する・・・・やってみました!

元々、目と鼻と口は書いてある鏡絵馬。
派手になった・・・・。

境内にかりんにまつわるものが販売されていて、かりんのジュースを飲んだけど、爽やかで甘さ控えめ、とても美味しい! お土産にかりんのお香を購入しました。

鏡絵馬はこんな感じで奉納する。何だかホッとするゆるさ。

途中に母が冷やしぜんざいを食べたお茶屋「休憩処 さるや」さんも一人一人に電動香取を貸してくれる配慮がありがたい!
ポツポツと雨が降ってきたけど、下鴨神社へ。森の穏やかさに心も穏やかに。日常の中に歴史ある森や神社があるっていい。(職場にも森はあるけど全然違う!)

その後、下鴨神社を出たすぐにある「下鴨デリ」でご飯とコーヒー。手作りお惣菜が美味しくて、雨が止むまでのんびりしていた。こんな時間が幸せですね。

あと何年、母と小さな旅行に行けるかわからないけど、楽しかった時間とその空気感を書き残しておきたいなと思ったのでここへ。
来年も元気で、今度は長崎か城崎に行ってみたいなあ。






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