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みほとせ再演① 全体通し感想

階段がまた進化してもはや階段極になってた!
あと、この階段をつかった映像の演出の仕方がものすごくよくて、ストーリーはほぼ同じでも演出が違うだけでこんなにも受け取り方が変わるものなのかと感動しました。

初生刀ミュ参戦だった乱舞祭2018の時も思いましたが、見終わった余韻に浸っているうちにどんどんと記憶が遠くなり、美しい光景だけが脳裏に焼きつく…刀ミュ、まさに一炊の夢……。

(2019年1月21日観劇当時の感想なので、順番等の食い違いもあると思いますがそのままにしております。)

以下、みほとせ再演覚え書き感想。

本編
・村正の演技がね〜!ものすごく変わった!
初演のちょっと不器用で人見知りで、ひねているようでわりと純な可愛らしさは再演でももちろんあるのだけど、それに何というか、刀としての村正の凄みとか妖しさみたいなものが加わって、初演のプリティさが好きだった人は一瞬戸惑うかもだけど、私はあの千子村正ものすごく好きだな〜って思いました。

あと、こう、村正が直政として徳川の家臣を演じてもまぁいいかなって思うまでの心の流れが初演より分かりやすくなっていた気がします。

全体的に初演よりも村正がよくピックアップされているような印象があって、これ、もしかして今後村正の物語がミュで取り上げられる可能性があるのでは??って個人的には思うくらいでした。
秋の新作とは言わずとも今後、村正がメインのおはなしがくるといいな〜!!

・というか今作、本当に階段極がいい役割を果たしていて、初演だったら多分舞台裏とか袖に潜んでから登場していたのだろう場面も、あの木の枠組みの階段だと柱の陰に潜みながら村正がしっかりみんなのことを見ているのも、徳川家のものが近づくたびにハッと自分の身を遠ざけようとするのも全部見える。

あのね、村正くん、色んなところで言われているけど本当に仲間のことも人のことも、とても好きなんだと思います。

そして、もしかするとあの編成の誰よりもきちんと全体を見ている。離れたところから見守っている。大倶利伽羅と石切丸の打ち合いに乱入してくる時も、ちゃんとタイミングを見計らっている。
これは蜻蛉切さんもだからおまえは誤解されるんだ……って言いますよ。
悪いやつではないのです(泣きたくなるほど良い子です)。

・あと、村正と物吉くんの脱がしますよ追いかけっこの場面で、物吉くんが木の隙間にハムスターのように隠れこんで村正にぷるぷるしてるのも可愛かった。あの階段はすごい。
あと、どこかの場面で蜻蛉切さんの槍をもってる物吉くんがとてもミニマムで可愛かったです。

・青江が石切丸を気にかけている描写が増えている(?)
それも、わりと厳しい声で「石切丸さん。ちょっと話したいことがあるんだけど」って言う。
神剣回想部分も前よりもちょっと加わっていたような気もするけれど、初演の記憶が朧なので違うかも。

・石切丸が半蔵を演じること、信康を手にかけなければいけないことへの心情を激しく吐露する場面が追加。
あそこで帳面の紙をぐしゃぐしゃと丸める仕草をすることで、あっそういえばこれは石切丸が帳面を見て過去を思いかえしながら話しているって前提だったって思い出しました。
この過去を振り返る形式ってみほとせだけだと思うけど、何かこれにも意味があるのかな??

・銀河劇場、まずただでさえものすごく距離が近いのに、加えてわりと1F前方の席だったので蜻蛉切さんの歌声がビリビリ心臓に響きました。

・私、蜻蛉切さんに発破をかける物吉くんとその後の蜻蛉切さんの無双感大好きなんですけど、物吉くんの発破が前よりも力強くなっていてよかったな。

というか物吉くん、全体的に前よりもしたたかになっていてとても可愛い。
蜻蛉切さんのことも色々と書きたいんですけれど、何か書こうと思うと歌、うま……って立ち止まってしみじみとしてしまう。

・6振りみんながみんな、お互いにちょこちょことした色々な場面でそのとき一番心が不安定になっている子に視線を送ったり気にかけたりしていて、本当にやさしい部隊だなあと思いました。

あと、序盤で村正が遠方支援を申し出るときにずっとじいっと青江が村正を見つめているのよかったです。さすが脇差、サポートはお得意。

・石切丸と大倶利伽羅が刀を交わす場面、本当に一度目は大倶利伽羅の刃が軽く、二度目は重たく見えたのに感嘆した。

新しい大倶利伽羅くんは打刀みが前作よりも強い気がしたな。
鞘と刀の二刀流つかいでくるくると身軽に動き回るさまが綺麗だし、見た目にも華やかで楽しくて好きでした。

・四天王で並ぶ時とかの「はあ、やれやれ」感がすごくて馴れ合い、結構たのしんでるでしょって思った。
あとやっぱり家康や信康に頼まれてハッと跪く大倶利伽羅くんの場面は何度見ても本当に本当に好き。
特に家康のシーン、審神者と違って実際に刀を握り戦乱の世を戦い抜いている男に直々に頼まれたら断ることができないの、すごく人に仕える物&日本刀のつくも神らしくていいです。

・村正が大倶利伽羅になついたの、大倶利伽羅があまり言葉でのコミュニケーションを必要としない刀だからだろうなあと思いました。
みほとせ編成、わりとお話するのが好きな刀が多い印象なのに対して、村正くん、多分そんなにおしゃべりするの得意じゃない。
乱舞祭とかでもそうだったけれど、焦れば焦るほどテンパればテンパるほど上手く言葉にできない。
ので、交わした刃でのみ語る大倶利伽羅は居心地がよかったのかな?って。

・物吉くんの「よく生きられましたね」でミュへの深い一歩を踏み出してしまった人間、今回それを生で見て無事に泣きました。
(初めて見た刀ミュはニコ生でやっていたみほとせ公演だったのです。)

・というかもう展開を知っているので、かなり最初のほうから時折り周りからすすり泣く声が聞こえて、わかる……と思ってしまった。
あっあと、1部に新曲追加あります。青江大倶利伽羅以外の迎えにいくメンバーでのダンスナンバー。

2部
・体感15分!すぐ終わってしまう!なに??!すべては夢。

・いや〜スーツは、スーツはこれ好きな人にはめちゃくちゃ刺さりそうだなあって思った。大倶利伽羅くんのネクタイ姿とても良かったです。うしろに光忠の幻影がちょっと見えた。

・なんか椅子をつかったダンスをする曲のところの青江と村正のあやしいおねえさん感がすごかったような気がする。
あのダンスナンバー目が全く追いつかないので早く配信で見たいです。

・全員曲→全員曲→大倶利伽羅&物吉曲→神剣回想コンビ曲→村正コンビ曲→客降り曲→全員曲→刀剣乱舞であってるかな……?
2部はオール新曲でした。もちろん衣装も新調。

・客降りは青江、大倶利伽羅、蜻蛉切、村正が近くに来てくれました。石切丸と物吉くんは2階ボックス席専任だったかな??
悲鳴あがるところに石切丸ありという感じ。見上げたとき、反対側のボックス席の誰かに手を振っていたのだけど、悲鳴がすさまじかったので青江だったのかな???

しかし乱舞祭2018でもだったけど、客降り、刀剣男士たちを見ながら無心でペンライトを振っているので全然曲をおぼえていない。こればっかりは仕方ないですね……!!!

(観劇日:2019.1.21)
https://fusetter.com/tw/aZJEp

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