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パステルアートのカラーセラピー効果

「カラーセラピー」という言葉は、まだあまり馴染みがないかもしれませんね。簡単に言えば「色の癒やし効果」だと思ってください。今回はパステルアートを描くと色の癒やし効果が得られるというお話です。

実は色って見てるだけで影響を受けるんですよ。たとえば赤色を見て「落ち着くなぁ」って感じませんよね。逆に青色や緑色を見て「すっごくやる気がわいてきた」とはならないと思います。実は人間って色を見ることで、その色独特の影響を受けてるんですね。

私は紫陽花の青から紫に移るグラデーションが大好き。すうっと深い世界にいざなわれるような感覚があって、心が深く落ち着くんです。だからパステルアートを描く時には青や紫をよく使います。それは私にとって必要な色だととらえることもできますね。

あなたがついつい手に取ってしまう色。その色のメッセージを読み解いていくと、今の自分の状態が客観的に見えてくるかもしれませんよ。

使いたい色は何色?

パステル和アート準インストラクター講座では、一番最初に「円」というタイトルのモチーフを学びます。こんな感じのものなのですが、色に決まりはなく自由に選んで描きます。

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あなただったら真ん中に何色を選びますか?

私は青やピンクを選ぶことが多いです。青は内側に向かう色ですから、落ち着いたりリラックスしたい気分だったり、集中したい時に選びやすいです。ピンクは誰かに優しくしてほしかったり、優しくしたい時。「かわいい」という感覚を求めている時が多いですね。赤だったら元気になりたい時ややる気がある時、黄色は楽しい気分を求めていたり、好奇心がある時なんかに選びやすいです。

同じ円を描くにしても、その時の気分が違うということですね。色の意味を知っていると「ああ、今自分は静かな気持ちなんだ」「ちょっとかまって欲しいのかな?」と自分の状態を客観的にとらえるきっかけになります。また選んだ色は今自分に必要な色なので、パステルアートを描きながら色のパワーを自分に取り込むことができるんですね。

色の意味がわからなくても、ただパステルの粉をくるくるとこすりつけているだけで、じわっと色のパワーを受けることができます。無心に色を塗る行為は、その瞬間は心を空っぽにして集中できる、特別な時間になりますから、瞑想みたいに心が整えられてスッキリするという効果が得られやすいです。

風景や花などのような具体的な見本をなぞりながら描く絵ではなく、先ほど例に出した「円」のような単純なものや、この写真の曼荼羅アートのように、機械的に手を動かしながら偶然できる形を描くものの方が、カラーセラピー効果が得やすくなると思います。

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上の写真の絵の描き方はテキストで販売してますので、ご関心のある方はこちらをご覧くださいね。色違いを試してみても良いし、この通りに描く必要はないので、のびのびと描くことが出来ますよ~

慣れてくると、こんな作品も描けるようになります。ちょっと遊びで龍体文字をペンで書き込んでみました♪

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ちょっと心がざわついた時や元気の無い時、絵を描きながら心身をヒーリングできる可能性をパステルアートは秘めています。曼荼羅アートは習わないと描けないので、まずは簡単な円を描きながら「色からのメッセージ」を感じてみてくださいね♪

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