初任を振り返る①〜学級経営〜

そろそろ来年度の学年や校務分掌の打診がある頃だと思います。ちなみに私はまだ何も受けていません。最近はほんとの直前まで教えてもらえません。なぜでしょうか笑

もう中堅と呼ばれる年代になり、働き方もだんだんと変わってきました。できることも増え、退勤時間も早くなりました。そんな自分も初任の頃があり、今とは全く違う価値観、教育観で働いていました。これからその一部を紹介します。どこかの誰かの参考になれば幸いです。


子どもとの関わり

●若さ全開!ウェイウェイ!

当時、ストレートではなかったとはいえ、だいぶ若かった。高学年の担任となりました。担任したクラスは、毎年初任が必ず担任する学年、つまりとても落ち着いている学年だった。ご多分に漏れず、初任の自分もその学年を担任したというわけです。

至らぬところが山程ある私でしたが、子どもたちの献身的な働きにより、何事もなく日々が過ぎていきました。やんちゃな男子とはともに遊び、大人びた女子には世話を焼かれ、おさえるべきところはしっかり抑えていたのではないかと思います。

とにかく戦略もなく、ノリとテンションで乗り越えていきました。そんな自分を客観的に見ることもなく、順風満帆な日々を送っていたのでした。これがやりたかった仕事、夢がかなったのだ!と有頂天になっていたことは言うまでもありません。


・見落としていた子たち

そんな中できっと疎外感や嫌悪感を感じていた子もいたのではないかと思います。それはいわゆる“普通の子”たちです。

自分が見えていたのは“極端な子”たちばかり。とても優秀な子、とても甘えてくる子、とても手のかかる子、、、、、見ようとせずとも自然に視野に入ってくる子達にばかりに時間を使っていたように思います。

いわゆる“普通の子”たちは私の視野には入らなかったと思います。あの子は大丈夫、とどこかで安心して十分に関わる時間を作っていなかったのではないかと思います。大変失礼な話です。平等に関わっていたようでそうではなかったのではないかと反省です。

後に児童指導の案件で浮上したのは、いわゆる“普通の子”たち。保護者からの訴えや他学年との関わりなど自分には全然つかめていなかったのです。

このようなことがありながらも、5年目くらいまでは“極端な子”たちに目がいきがちで、後手の対応になっていたなと思います。


まとめ

どうしても見えやすい子とそうでない子がいる。

○平等に関われるシステムを作る

○意図的に関わる意識をもつ

○一人ひとりとお決まりの関わりをもつ


こうやって振り返り、まとめていくと自分の4月からの手立てが見えてくる。これはいいな。ちょいちょい続けていきます。




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