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タイ出家が「ポテンシャルの解放」に繋がっている話

こんにちは、キャディ株式会社のパッションモンスターです。
読んだ人を少しハッピーにできるエピソードがないかと考え、「タイ出家」の話を書きたいと思います(笑)

まえがき

前職の三菱商事時代、バンコクから車で6時間かかるコンケンという田舎町に駐在しておりました。
コンケン大学の宗教学教授のもと、3か月間仏教を座学で学び、タイ語および最低限のサンスクリット語を読めるようになりました。(タイのお経はサンスクリット語で書かれています笑)
その後、非常に短い期間ではありますが、外国人が一人もいない、インターネットも通じない山寺で、228の戒律を守りながら、僧侶として暮らしました。


~出家とは?~

出家=บวช(Buwat)とは、辞書で調べると、「家を出て仏道の生活にはいること」と書いてあります。多くの人が想像するのは「僧侶」だと思います。が、それ以上の意味合いを知っている人は少ないかと思います。
タイ人にとっての「出家」は、非常に重い意味合いを持っています。
タイは仏教徒が国民の94%とされ、一般的な生活にも仏教の教えが根づいています。徳を積むことを「タンブン」といい、タイ人はタンブンを非常に大切にします。
学校の先生のみならず、職場の上司にも、「タンブンはしているか」と日常的に聞かれます。
そんなタンブンのうち、最も徳が高いとされるのが「出家」なのです。


出家での「気づき」

今回は「出家での気づき」を先ずは書き出してみたいと思います。
出家生活の詳細についても書きたいものの、長くなり過ぎてしまうので、また別の機会に譲ります。どれぐらいのシリーズになるか未定(笑)
尚、これは完全に自分が勝手に感じたことであり、「教わったこと」でも「人に強制したい」ことでも、「正しいこと」などでもないです。

・人は皆、目の前に幸せがあり、それに気付けるかどうかは自分次第
・忙しない「世の中」に身を置き続けると、思考が凝り固まってしまう場合がある
・「世の中」を一旦離れると、「自分」を客観的に見えやすくなる
・物事を客観的にみれると、感情に左右されにくくなる
・「呼吸」に意識を向けると、物事を客観的にみやすくなる
・集中すべきは今。将来でも過去でもなく、今を変える。そうすれば未来が変わる
・「過去を振り返り、将来を考え、現在に集中する」には、平穏な環境と安らぐ時間が必要
・苦しいと感じるのは、「欲」があるから
・欲には、「本当に大事にしたい欲」と「なんとなく求めているが実はいらない欲」がある
・将来の選択肢に悩んだら、「お金」ではなく「人の幸せ」を優先して考えると、なんとなく上手くいく気がする
・諸行無常。「永遠」はない
・「死の世界」から「生の世界」に今来ているだけで、いずれまた戻る
・「生の世界」で何かやり遂げられたならば、「死の世界」でも何かやり遂げられる
・「本当に成し遂げたいこと」を常に自分に問いかけ続けながら、他人に情熱を注いでいれば、いずれ幸せな将来に辿り着く
※すべて最後に~だろう、がつきます(笑)


出家と「ポテンシャルの解放」

「気づき」を整理するために、その当時の日記を読み返すことにしました。
出家の前後で明らかな変化があり、特に「人への優しさ」が増したような気がしています。嫁には「出家以降、ケンカが本当になくなった」と言われます(笑)
改めて振返ってみると、自分が大事にしていることをより信じれるようになったのだと思います。
「出家」にポテンシャルを解放してもらったわけです。

ところで、私が人生を捧げているキャディのミッションは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」です。
ミッション達成のために「強みを活かせる新たな調達の仕組み」をキャディで作ろうとしています。気付いていない強みをちゃんと活かすことが出来れば、製造業が滅茶苦茶成長するのでは?と思っています。

<キャディミッション>
~モノづくり産業のポテンシャル解放を解放する~
https://corp.caddi.jp/company/#mission

「出家」について知りたい人いたらいつでもご連絡ください(笑)
キャディについても興味ある人がいたら、是非ご連絡ください!
「モノづくり産業」と「人」の「ポテンシャル解放」についてだけは誰よりもアツく語れます(笑)

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