【老化の予防に適度な水分】水をしっかり飲んでいる人程 慢性疾患のリスクが低かったぞ

1日に水は2リットルは飲んでおけとどこかで聞くけれど、余り一気に飲みすぎるとトイレが近くなるから、ごくごくと飲めない。そうおもって、少しずつと控えてみると、余り飲まないで一日を送ってしまうこともある。

なるべくなら、体内の水分量はそこそこに保っている方が望ましいのだろう、身体の水分量を計測できるガジェットがあったら使ってみたい。

ボディビルの競技をしている人は、4リットルも飲む人もいるそうな。筋肉の組織は水分も多く含んでいるので、筋肉の組成にも必要らしい。

自分もなるべく、真水を飲むようにしている。同僚にはただの水をたくさん飲めないという人がいる。味がないから、真水は進んで飲めないらしい。これは慣れだと思うけれども。


アメリカ、国立衛生研究所(NIH)の研究で水分を十分に取らない人は慢性失火のリスクが高く、若くして死亡する可能性が高いことが示唆された。

この研究は長期的な水分制限がマウスの健康に及ぼす影響を調査した同研究所の先行研究に触発されたもの。2019年の研究ではマウスから慢性的に十分亜水分補給を奪うと寿命が6ヶ月分短くなり、人間に換算すると15年分に相当することがわかった。

今回の研究では、1980年代後半に開始された長期的な心臓の健康調査から得られたデータに注目、15000人以上の参加者を平均25年以上にわたって追跡調査したもの。

慢性疾患についてみると、血清ナトリウム値が142mmol/lを越えると心不全、糖尿病、認知症などの慢性疾患のリスクが64%増加することが相関していた。

しかし、注意して欲しいのはこれは相関関係であって、直接的な因果関係では無いと言うこと。つまり、日々の水分補給レベルが低いと言うことは、健康的なライフスタイルを送っていない可能性があり、水分補給を十分にしている人程、食事もよく取り運動量も多い傾向にあると言うこと。

ただ、研究者達は水分補給のレベルが低い動物や人の細胞における老化の兆候を誘発することを示唆する実験的証拠がいくつかあることを指摘している。血清ナトリウムの増加が、老化の促進につながる炎症性活性やDNA損傷の発生につながることが示されており、少なくとも水分補給レベルが低いことは、加齢性の疾患に寄与している仮説はもっともらしい。

水を飲んでいればいいという単純な話ではないけれど、こまめに水を取ることは間違っていない。あんまり飲み過ぎるとトイレが近くなるから、そこが困るところだけれど、身体の水分が少なくなると腎臓に良くないから。腎臓の結石は怖いな。見てるとホントに辛そうだから。


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