京セラが会話をリアルタイムに表示するシステムを開発したぞ

最近は政治家などがカメラに向けて話をするときに透明な板に原稿を投影させている。プロンプターというそうだけれど、実物を見たことが無い。まあ、カメラに向かって演説したりする機会ってそうそう無いし、こういうものは必要ないから。

調べてみたら、プロンプターはレンタルで4万円くらい。購入するとなると割とピンキリ。スマホタブレットに対応する大きさなら、1万円台。大きいサイズになると30万円くらいになる。

まあ、やるとしてもユーチューバーが顔出しで解説するノウハウ系動画を作るときに視線を外さないために小さいタイプを使うとかね。カメラの側に投影できるタイプがある。


京セラが10月12日にアクリル板にリアルタイムで会話内容を表示するシステムを発表。近年のコロナ禍でマスクをしていると話が聞き取れなかったりする状況を解消するためのもの。

システムはスマホとプロジェクタで構成されているので、既存のアクリル板などの透明なものなら何でも導入できる。

バスにのるとき、ここはどこまで行くの? ってきく場合も運転手さんは口頭で答えてくれるんだけれど、高齢者の耳には聞こえづらかったりすることもあるわけで、そこで透明板に表示すれば、運転手さんの口頭内容が表示できるので、意思疎通がうまくいくと思う。

思いついたけれど、これはこれで会話ログが作れるから、議事録を作成するのはかどるよね。

喫茶店でアクリル板を挟んで会話するときも、何気ない一言に聞き逃さずに会話ログを拾っていくという、面白いやりとりが出来るようになるかもね。今、さらっとエッチなこと言わなかったか? みたいな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?