肉食恐竜の皮膚を復元したら羽毛は無かったぞ

恐竜を知る人なら、たいていは知っているだろうけれど、恐竜は現代でも生きていて、それは鳥なんだよって話。恐竜が大きな身体から小さな身体にモデルチェンジを行い、置かれた環境に適用する形で恐竜の子孫は空を飛ぶ翼を手に入れた。

少し前まで、あのティラノサウルスには羽毛が生えていたという説が浮上していた。もちろん諸説があって、幼年期にかけて少しずつ抜け落ちたのだという説も。ここで羽毛の化石でも見つかれば、この説がより強固になっていただろうに。いまは、羽毛がある説は覆されてうろこだったよと言う説が強いみたい。


1984年にアルゼンチンで発見されたカルノタウルスの皮膚をアルゼンチンとオーストラリアの研究チームが調査。肩、腹、尾の領域から皮膚を見るとこの恐竜の皮膚は多様であり、小さなほど長いダイヤモンド型、または亜円形のうろこで囲まれていて、ランダムに分布した鋲のようなものが全身に構成されていた。

近年中国で羽毛の生えた恐竜が見つかったされているけれど、今回の恐竜は羽毛の生えた形跡は見当たらなかったという。

もしかしたら、地域によっては羽毛の生えた恐竜もいたかもしれないね。この場合は空を飛ぶというものでなくて、体温を調節したり、メスに求愛行動するための進化というのも。

実際羽毛の生えた恐竜がいたとしたら、気候変動の大きい地域なのかな。気温が低い場所ならやはり体毛があった方がいいしね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?