たためる風船バイク

ドラゴンボールの序盤でホイポイカプセルってのがあって、手のひらに収まる程度のカプセルがスイッチを押してぽいっと投げると、バイクや車はおろか、食料も備えたセーフハウスまで現れる。

どういう原理なのか明かされていないのだけれど、物質の分子間の距離を縮めれば、物質を縮小することは可能ではないか。

東京大学大学院情報理工学系研究科で未来の風船構造パーソナルモビリティ「poimo」を開発。

セグウェイとかホンダのユニカブなんかがそれに含まれていて、自転車やバイクを乗るほどでもないけど、ちょっと楽したいなみたいな、そういう新しいスタイル。

従来のパーソナルモビリティはフレームにパイプや板が採用されている。なので、収納性はどうしても限界があった。

ところがこの風船を使ったバイクは風船なので、ものすごい縮む。だって、車体も車輪も風船だから。

しかも柔らかいから乗り心地が良い。風船の寝具とかホント柔らかいよ。

poimoはカスタムメイドも思いのまま。専用のソフトウェアで身体に合わせたフレームが作れちゃう。ユーザーがポーズを取るだけでいい。

これで、室内で車椅子や美術館などで動き回るバイクなんかもできる。美術館を巡っていくと地味に疲れるんだよね。


少し前まで美術館によく巡っていたんだけど、こういうのを自分用に使えたら、また美術館を巡ってみるのもいいかな。ただ、人が多いところはひんしゅく買いそうだけど。森美術館とかね。

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