【新たな読書体験へ】漫画のシーンに合わせて刺激を送るシステムを開発したぞ

映画館の4DXって、すごいらしいんだけれど、なかなか見に行くタイミングが取れないし、見たい映画もないので、ずっとこの体験が出来ないでいる。
映画の鑑賞体験は暗がりの中で大きなスクリーンがあり、その映画の内容に没頭できるもので、誰かに邪魔されない時間がとても大切なのだとつくづく思う。

4DXは映画館のスクリーンの前で作品に没頭し、さらに五感に訴えてくる刺激を与えてくるもの。まるでアトラクション。ディズニーランドのスターツアーズを思い出す。

最近、見たのはシン・ウルトラマンだったか。4DXでみるなら、怒りのデスロードで見てみたい。どこかでやらないかな。


日本放送協会放送技術研究所の研究チームは、電子書籍ベースのマンガに呼んでいるシーンに応じて触覚を与えるシステムを開発した。

このシステムは振動だけで無く、熱さを与えることも可能でタブレットから新しい読書体験を提供する。

読者が見ている場所に衝撃があるコマでは振動が起きたり、炎が出るところでは熱さが出る。

しかし、読者が読んでいるであろうコマのタイミングで刺激を与えているので、読者ごとに読む時間が違えば、タイミングがずれている。これが大きな課題になっている。

刺激を与えるために振動子とアンプを用いており、温冷感はペルチェ素子を使っている。しかし、このタブレットが刺激を与えるための振動機能を持たせたら、ちょっと重たくなってしまうだろう。これは技術的な問題でいずれは軽量化が図れるだろうけれど。

まずは読者が読むタイミングに合わせなきゃ成らないわけで、タイムテーブルで設定しても、うまく逝かないだろう。出来ることなら、カメラからユーザーの視線を読み取って、刺激を送るってことができたらいいのだけれど。


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