はやぶさが帰ってくるよ

最初のはやぶさから丸10年か。既に一昔になっていたのね。

はやぶさがイトカワに向かって、サンプルとって帰ってくるまで、大変なことがいっぱいあって、映画にもなったりして、

日本人にとって励みにもなったわけで、今回も帰ってきたらいいニュースになるよ。12月はこの状況もどうなっているのかな。


全然調べていないんだけど、すっごいトラブルがあったことは知ってる。

リアクションホイールが壊れ、姿勢制御が出来なくなって、化学スラスタがぶっ壊れて、バッテリーも切れ、イオンエンジン運転用のキセノンガスのみになって、姿勢制御して太陽光を利用して充電したり、帰還用の燃料が無くなったけど、太陽光圧を利用してスピン安定状態にしたり、過充電で爆発する危険を回避するために保護回路使ったり、帰還中に残った二機あるイオンエンジンの一機が動かなくなったりと、

宇宙空間では何かが起きたときに代用できる何かを考えるという発想も必要だということ。

今回は二回着陸できたので、もっとたくさんのサンプルが採れただろう。


小惑星探査機「はやぶさ2」は始原天体と考えられるC型小惑星を探査し、(1)太陽系初期にどのような物質があり、惑星が形成するまでにどのように変化したのか、(2)ダストから微惑星、微惑星から惑星へと、天体はどのように進化したのか、これら二つを明らかにすることを研究テーマとしています。本研究ではテーマ(2)にチャレンジしました。
始原天体とは、太陽系が誕生したときやその後の進化の情報を持った天体のことです。地球などの大きな天体では、原材料は全て天体内部で一旦溶けてしまったので、それ以上昔の情報にたどりつけません。大きさこそ小さいものの、現在発見されているだけで60万個にもおよぶ小惑星や彗星核の多くは、それぞれが太陽系内で生まれた時代と場所の記憶を比較的良くとどめています。


とどのつまりは地球の地層やら、鉱物を見ることで惑星の成り立ちを調べてきたけれど、宇宙に飛来している小惑星からサンプルを取ってきて、惑星が出来上がるモデルをもっと詳しく研究できるってことでいいのかな。

この成り立ちを再現することができたら、小惑星やさらにおおきな植民地惑星を構築することも理論的は可能になるだろうて。でっかいビオトープだよ。

まあ、それが何億年先になる話じゃ無いかなとは思うけれども、この先の人類がまだ生き延びていたら、宇宙コロニーどころか、人工惑星をあらゆるところで制作して、銀河の覇権を手にしているかもしれないね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?