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幸せの夫婦関係を築くための「上機嫌の作法」とは

前回、不機嫌ハラスメント、略して「フキハラ」についてお伝えしえしました。

前回の記事では、不機嫌は伝染するとお伝えしましたが、逆なことを示す調査結果があります。

ハーバード大学の実験によると

✅あなたが幸せを感じていると、 あなたのパートナーは15%幸せが増す
✅あなたのパ ートナーが会社で関わる部下の方は10%幸せが増す
✅さらにその部下の方が家に帰っ て関わる家族は6%幸せが増す

つまり、自分が機嫌良く幸せに暮らしていると、少なくとも3人先の人にまで、良い影響を与えることができるのです。

明治大学文学部教授の斎藤孝先生の著書の中に、『上機嫌の作法』という本があります。

その本の中でポイントとなるところを抜粋しながらご紹介します。

私は最近、あることに気が付いた。
それは、「本当にできる人は上機嫌」だということだ。
しかも、その上機嫌は、技になっている。

いいことがあったから上機嫌、
厭なことがあったから不機嫌というのでは素人。

機嫌にも、素人、玄人があるのだ。

『上機嫌の作法』

不機嫌であることが、あたかも威厳があり、
知的であるかのように思うのは大きな勘違いです。

頭がいいという状態と上機嫌は、
むしろ一致すべきものです。

『上機嫌の作法』

いいことがあったら上機嫌、いやなことがあったら不機嫌、というのは当たり前ですね。

そうではなく、上機嫌であることを選ぶことができるのが、本当の成熟した大人ということでしょうか。

気分は、基本的にこころの習慣です。
ですから、気分は場によって決まるものではありません。

気分はコントロールし得るのです。

『上機嫌の作法』

もちろん、場や出来事によって、僕らの気分は影響を受けますが、どのような気分を維持するかどうかは、自分次第ということですね。

著書では、上機嫌になるための行動として

「自画自賛力」
「自己客観視」
「偏愛マップ」
「呼吸法」
「目を見る」
「頷く」
「相槌」
「拍手」
「ハイタッチ」などを紹介しています。

人と一緒にいる間は、楽しい時間を過ごすように
お互い努力する、という暗黙のルールが、
現在の日本ではあまり共有されていない

『上機嫌の作法』

一人一人が不機嫌から抜け出す。
それが沈滞した今の日本を活性化する、最も手っ取り早く効果的な方法です。

『上機嫌の作法』

ぜひ、少しでも自分が不機嫌を脱する努力をすることで、まずは身近な夫婦や家族に良い影響を与えていきたいものですね。


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