見出し画像

[濃縮100文字] ふむ?なんじゃ?プログラミングとは。 vol.01

執筆:ラボラトリオ研究員  村上 卓

タイトル変わったか??
と気づかれた、そこのあなた!

素晴らしい。ご愛読ありがとうございます。笑
順調に「ねなプ vol.02」に行くかと思いきや、
まさかの「ふなプ vol.01」の登場!!笑笑

では、「ふなプ」の対象とする人物像は?

するどいあなたは、もうお気づきですね。
今回は、ちょっと気難しそうなおじじ様。笑

初めにお伝えしておきますと、
これ以降、おふざけなしモードになっております。笑

書いていたら、自然とそうなってしまいました。汗

子供向きには楽しく具体的で、
分かりやすい言葉を使う必要があります。

さらに自分で勝手に設けた、
100文字で語らねばなりません。

相当にハードルが高いのです。

そこで今回はその対極として、
おじじ様をお迎えし、笑
思いっきり抽象度の高い比喩的表現で
書いてみました。

一旦、両極に振ってみて
次の展開に進んで見たいと思います〜。

では、さっそく答えて行きましょう。
丁寧な言葉で、手短に、100文字以内で。

プログラミングとは

コンピュータに
文をしたためることでございます

手紙、文字、文化
天文、人文、地文、全ての理
それらを写し取ったもの

したためた文がプログラム、
使う言葉をプログラミング言語と申します
(94文字)

おじじ様:
「ふむ。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「ふむ。」
「では、コンピュータとは、なんじゃ?」

コンピュータとは

情報という糸を織る、機織り機でございます
プログラムの写し世から、現し世を織りなします

文を結んで紋となり、紋を結んで布となる

この織物がソフトウェア、
使う糸をデジタルと申します
(92文字)

おじじ様:
「ふむ。」
「なかなか、やるのぅ。」
「では、情報とは、なんじゃ?」

情報とは

全てのモノコトに含まれているもの、
モノコトを創造し存在せしめるもの、
でございます

空間に石があれば、その存在全てを表す無限の情報があり、
時間に石があれば、石が生まれ変化する無限の情報がある
(98文字)

おじじ様:
「ふむ。」
「なかなかに、味わい深いのう。」
「では、ソフトウェアとは、なんじゃ?」

ソフトウェアとは

人が織りなす情報の織物でございます
人と宇宙が織りなすカタチのない工芸品

コンピュータで織り上げた羽衣で、
人はプログラムに書き写された現し世を
自由に舞うことができるのです
(88文字)

おじじ様:
「ふむ。」
「工芸品。羽衣ときたか。」
「では、デジタルとは、なんじゃ?」

デジタルとは

情報を数で表したものでございます
数という繊維を紡いで糸をつくります

計算とは、デジタルの糸を織りなす行為
コンピュータとは計算する機織り機なのです
(75文字)

おじじ様:
「ふむ。」
「数か。」
「文から始まり、紋ときて織物。そして数」
「かなり深い世界まで来たようじゃ。」

「まさに天機置師神(あめのはたおかしのかみ)ということか。」
「もう一度読み返して、吟味させてもらうぞよ。」

【今日のまとめ】

すみません。途中からまじめモードになってしまいました。笑
ねなプファンの皆様には申し訳ございません。(そんなファンはいない・・・汗)

「プログラミングとは」という問いに対して幾度となく
様々なアナロジーを考えてきました。
どれが正解という訳でもないと思うのですが、

天機置師神という御神名、古事記の中の機織りに関する神話等を考えると
あながち間違っていない例えなのかな、と思ったりもします。

なんかしっとりした雰囲気になってしまったなぁ。
書き終えたのもそろそろ丑三つ時。。。

次回は、明るく元気に「ねなプ」に戻ろう〜〜〜。


・・・・・・・・・・

【村上 卓 プロフィール】
netenのプログラマ。

最初にプログラミングをしたのは、6歳の時にMSXと言うコンピュータで。
だからと言って、そこから天才プログラマの道に入った訳ではなく、
社会人に出るまでは、ほとんどノータッチ。

中学生、小学生の子供が3人いるが、みんなプログラムはやってない。
かつ、「ねなプ」も聞かれたことはない。笑

この記事は素晴らしい!面白い!と感じましたら、サポートをいただけますと幸いです。いただいたサポートはParoleの活動費に充てさせていただきます。