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【紅茶が紡ぐ言の葉】vol.1

執筆:ラボラトリオ研究員 遠藤 洋子

10数年前、神奈川県藤沢市のTEAROOMで紅茶について月1位のペースで開催される講座に何度か参加させて頂きました。

紅茶研究家のI氏の話は毎回テーマが違い紅茶の色々な顔を知ることができ、とても興味深く、楽しく拝聴させてもらっていたことを思い出します。

そこで久しぶりにHPを覗いたところ、I氏の訃報が目に飛び込んできました。

I氏のブログを改めて読ませてもらうと、生産場所へ直接訪問をし、生産者と信頼関係というよりは同じものを愛している同志、互いを尊重している姿勢を感じました。

《紅茶が恋しいのは、材料としての物にではない。それに人が手をかけ、どう作り変え、また人にもたらしたか、紅茶に込められた気が、紅茶を忘れなくさせる。気がなくては紅茶の意味は半減してしまう》

(『世界の紅茶 400年の歴史と未来』 朝日新聞出版:刊 2012)


この「紅茶が紡ぐ言の葉」に導かれ、「紅茶」をテーマに記したいと思いました。

初回、紅茶の伝来やアフタヌーンティーの始まりは…でご案内したいところですが、巷ではインフルエンザが猛威を振るっているので今回は、

紅茶のインフルエンザ予防」についてお話いたしましょう。

《紅茶がインフルエンザ予防に効果的な4つのポイント》


◆ポイント1

「紅茶ポリフェノール」はインフルエンザの感染力を奪います。

紅茶に含まれる成分のカテキン類が発酵過程で変化し「紅茶ポリフェノール」が生まれます。

◆ポイント2

緑茶にも含まれるエピガロカテキンガレートに「紅茶ポリフェノール」のテアフラビンが

加わると殺菌力が増し、ウイルス感染の予防に役立つことが報告されています。

「紅茶うがい」をするとインフルエンザウイルスの感染症を

わずか15秒で99.9%無力化してくれます。

◆ポイント3

熱が下がっても、口腔内に残っているインフルエンザウイルスを紅茶で失わせることができれば周囲の家族など健康な人たちへの感染予防につながります。

◆ポイント4

飲み方のコツは紅茶はストレート、あるいはレモンティーで。

ティーパックでも大丈夫です。

ミルクティーでは紅茶の有効成分の紅茶ポリフェノールがミルクのたんぱく質に取り込まれてしまうため、ウイルスの感染力を奪う効果がなくなってしまいます。

お砂糖、はちみつはOKです。

温度にも左右されません。

〈国立感染症研究所協力研究員で獣医師・医学博士中山幹夫先生〉

日本紅茶協会 紅茶Laboより

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ご参考になりましたでしょうか。

寒い日に紅茶の香りと水色、味を楽しみながら 「ホッ」と一息つける

自分の時間を大切にしていきたいものです。

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緩めることができたとき自分の観念などで、覆い重ねて見えなかった「自分のやりたいこと」や「自分の好きなこと」がふんわり姿を現したりします。

「意志を立ち上げる」って何?と言葉だけがループしてしまっている方には、まずリラックスすることをお勧めします。

そんな時、一服の紅茶があなたを包み込みます様に。

皆さま、くれぐれもご自愛ください。

ではまた、次回お会いいたしましょう。

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【遠藤洋子  プロフィール】

現在neten株式会社のお客様サポートセンターで電話対応を担当。一期一会を大切に笑声でお客様の意に添うご案内に努めている。

10年以上好きなのは「嵐」。今年は休業までのラストイヤーを一緒に駆け抜けようと思っている。


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