父の背中
全ては書かない。
書いてしまうことで僕の拙い言語化によって実態と大きくかけ離れることは目に見えている。大事なことは脳内の記憶にしまっておく。
ひとつだけ書こう。
畑仕事をする兄弟を見守っていた。
僕はスニーカーのまま作業をしていたことを心配げに見つめていた父。僕はそんなことより芋を掘り続けた。
晩ご飯が終わり、誰もいない玄関には父の姿。泥だらけになった僕の靴を磨いてくれている父の背中。
いつだって子供のことを一番に考えてくれている。
偉大。
いつまでも感謝しても仕切れない。
親の愛ってここまで深いのか。
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