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公園で世界を巡る〜parkERsおすすめ公園ご紹介〜

「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに室内の緑化デザインを手がける空間デザインブランドparkERs。毎月月末に配信しているメールマガジンでは「Recommended Park」と称したコーナーでメンバーオススメの公園をご紹介しています。

このコーナーでご紹介している公園は多種多様。運動公園から海浜公園、緑道や庭園、国立公園まで、「公園」と名のつくものは何でもOK。そこで人がどのように“ここちよく”過ごしているのか?を共有して深掘りすることで、parkERsならではのデザインに繋げていきたい、と考えています。

緊急事態宣言が延長され、そろそろ外に出たくなってきた…という方も多いのではないでしょうか?今日はメールマガジンのアーカイブから筆者選りすぐりの海外の公園を5つご紹介いたします。大きな地球に想いを馳せて、海外旅行気分を味わっていただけますと幸いです。

3のコピー

今回ご紹介する世界の公園


アジアの公園

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香港

都会のオアシス!  香港 九龍公園(カオルーン・パーク)
九龍公園はショッピングモールや高層ビル、熱気あふれる露店が軒をつらねる尖沙咀(チムサーチョイ)地区に位置します。観光客やサラリーマンなど多様な人が行き交う都心で、豊かな緑に触れられるこの公園はまさに都会のオアシス。
香港の歴史博物館や中華式庭園、フラミンゴが羽を休める湖があるなど見どころが沢山あり、人々がそれぞれ自由な時間を過ごしています。
朝は太極拳をしている地元の方の姿も。自然の中で香港の文化や歴史に思いを馳せ、のんびりと過ごすのがおすすめです。
Recommended by プロデューサー(男性)

マレーシア

大自然のスリリングさを体感! マレーシア タマンネガラ国立公園
この公園は、1億3千万年前からあると言われる世界最古の熱帯雨林のひとつ。動物や植物を観察しに来た人、原住民の村を訪れに来た人、川下りなど自然を体感できるアクティビティをしに来た人など、それぞれが自由に散策しています。
この公園の目玉は「キャノピーウォーク」と言われる、森林の中に張り巡らされた吊り橋。樹高30~50mほどの木にかけられていて、とてもスリリング。木の高さや森の壮大さを実感することができます。
また「ブンブン」と呼ばれる動物観察小屋では、鳥類やサル、運が良ければゾウやトラなどの野生動物を見ることができるかもしれません。夜中に動物を待っていると、夜のジャングルならではのドキドキ感を味わうことができます。訪れた際は、迫力のある大自然で非日常のひと時を体感してみてはいかがでしょうか? 
Recommended by 新卒社員(男性)

シンガポール

近未来の植物園!シンガポール ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
ここはシンガポールの高層ビル群と海との境界線にある、広大な敷地を有する近未来型の植物園です。
象徴的なのは、高さ20~50mの人工樹「スーパーツリー」で、全部で18本あるうちの2本は空中回廊でつながっており散策ができるだけでなく、バイオマス発電の排気口となっていたり、太陽光パネルを内蔵し自らの発電でライトアップやショーをしたりと、園内の維持に大きな役割を果たしています。
自然と都市の造形美の融合を楽しみつつ、都市型公園の未来やシンガポールの経済発展の軌跡を感じながら散歩をしてみてはいかがでしょうか。
Recommended by プロデューサー(男性)

ヨーロッパの公園

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パリ

エッフェル塔を眺めながらピクニック! フランス   シャン・ド・マルス公園
こちらはパリの代名詞である、エッフェル塔を目の前に見ることができる公園。
昼間の暖かい時間帯には、芝生の上に寝転がって歴史あるエッフェル塔を眺めるもよし、夜には軽食とドリンクを持ち寄って、ライトアップされたエッフェル塔を眺めながらの“夜のピクニック”もおすすめの過ごし方です。
暗くなってから午前1時までの間、1時間に1度だけ見ることができるイルミネーション“シャンパン・フラッシュ”も、パリという大都会の真ん中にある公園の雰囲気を一段と盛り立ててくれます。 
Recommended by PR担当(女性)

スイス


美しい青い湖でのんびり過ごす! クロアチア プリトヴィッツェ湖群国立公園
大小様々な無数の滝が湖に流れ落ち、しぶきを上げて波紋がつながっていくこの美しい公園は、数千年の時を超えて自然が創り出した国立公園。透明度の高い湖は、中に含まれる鉱物が光に反射することで青い色に変化しています。木道を歩けば、湖の奥に広がるその時々の季節の優しい風景と出会え、ふと足元に目を落とせば、今度はそこに生きる小動物や野花が顔をのぞかせていることに気づきます。湖のすぐそばで、自然の空気に包まれながらのんびりと過ごすのもおすすめです。
Recommended by プランツコーディネーター(女性)

グエル公園

ガウディ建築に酔いしれる! スペイン グエル公園
サグラダ・ファミリアなど、自然の曲線からインスピレーションを受けた独創的な建築で有名な、アントニオ・ガウディ作のこちらの公園。当初は住宅街として建造され、1984年に世界文化遺産に登録されました。こちらの公園には、有料エリアと無料エリアが存在するため、気分や目的に応じて過ごす場所やルートを決めることができます。ガウディの作品を見ることができる有料エリアは、建造物を通して歴史を学びながら楽しむのがおすすめ。一方、無料エリアでは、 17.3ヘクタールもの広大な自然の中でゆったりと過ごすのがおすすめです。意外と知られていない楽しみ方は、シャトルバスを利用せず、地下鉄の駅から徒歩で公園に入ること。緑の豊かさを感じながら坂道を登り、高台へたどり着けばバルセロナの街を一望することができます。観光で訪れるときは、ぜひゆっくりと時間をかけて、この公園でバルセロナの空気を感じてみてはいかがでしょうか。
Recommended by プロデューサー(女性)

ハイドパーク

ロンドン流ひなたぼっこを味わう! イギリス ハイドパーク
曇りや雨の日が多いロンドンに晴れ間が増えるのは4月から8月。この時期になると、犬の散歩をする人、老夫婦、子供連れから、お昼休みの学生や仕事帰りのワーカーまで様々な人が公園に出てひなたぼっこをします。乾いた夏のカラッとした芝生には、ビニールシートは要りません。そのまま座ったり、手持ちのカバンを枕に寝転んだり、思い思いに過ごしています。公園内のいたるところで見られるのは、人の名前や日付が書かれたプレートが取り付けられたベンチ。イギリスのどの公園でも見ることのできるこのベンチは、公園をかつて愛した故人を想い、残された人によって寄付されたものです。腰かけて、目の前の風景を超えた、温かい時間に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
Recommended by デザイナー(女性)

スウェーデン

森の墓地で北欧の死生観を体感! スウェーデン スコーグスシュルコゴーデン
スウェーデン語で「森の墓地」と呼ばれるこの場所。森林の中に10万もの墓が整然と並ぶ、神聖な空間です。墓地が自然と調和する景観と火葬場や礼拝堂の建築の美しさから、1994年に世界遺産に登録されました。空と丘陵が広がる中に大きな十字架が立ち、踏み入れるごとに少しずつ自然に溶け込んでいくような感覚に。「瞑想の丘」と呼ばれる高台では、座って静かに故人を想う時間が過ごせます。広大な森の中を散歩して建築を巡ったり、丘に腰かけて瞑想をしながら「死者は森へ帰る」という北欧の死生観を体感してみてはいかがでしょうか。
Recommended by デザイナー(女性)

アフリカの公園

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チョべ

サバンナで野生動物と出会う! ボツワナ共和国 チョベ国立公園
公園内には水辺の植物が広く生い茂る「チョベ川」が流れていて、岸辺で過ごすゾウや、カバをはじめとする多様な動物を見ることができます。どこまでも広がる草原や鬱蒼とした森など、陸地の壮大な景色も圧巻。「ブッシュ」と呼ばれる植物の茂みから、突然目の前に動物が現れることもあります。野生の動物たちが自然の姿でのびのびと生息している場所に人間がお邪魔する感覚は、ここでしか味わえません。ボートやサファリカーに乗り、大自然をとことん体感するのがおすすめです。
Recommended by プランツコーディネーター(男性)

アメリカの公園

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アメリカ


深さ1.6 kmの壮大な渓谷! アメリカ合衆国 グランドキャニオン国立公園
ここは深さ1.6 kmの渓谷を見ようと毎年 500 万人もの人が訪れる、世界に名の知れた国立公園。実はこのグランドキャニオン、北と南に別れており、中央を流れるコロラド川河岸まで歩いて下ることが可能です。その途中には、渓谷の崖を見上げる場所や、緑の広がるエリアがあり、グランドキャニオンの様々な姿を見ることが出来るので、自分の好きな姿を見つけ、見つめてみるのがおすすめの過ごし方です。さらに、夏期には400kmを超える道のりを数日かけてゆっくりとキャンプをしながら移動して、すべての区間を見て回ることもできます。
Recommended by グリーンライフ(女性)

以上、Recommended Park 海外編でした。海外旅行をしているような気分に浸れましたでしょうか?
状況が落ち着き、自由に旅行や外出やできるようになったら、自然や緑に囲まれた公園を訪れてみてください。

parkERsのメールマガジン“parkERs JOURNAL”では、メンバーおすすめの公園以外にも、ビジュアル(写真)中心でparkERsデザインの見どころを紹介しています。メールから公園のような心地よさを感じていただけるような内容となっておりますので、まだご登録がお済みで無い方は、この機会にぜひご登録ください!

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この記事を書いた人
parkERs ブランドコミュニケーション担当 矢崎
海外旅行ができるようになったらまず行ってみたい公園は「グエル公園」!
いつかは「チョベ国立公園」にも行って、野生のアフリカゾウに会ってみたい。
タイに行ってアジアゾウの背中に乗ってから、実はゾウが好きです。

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