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#読書感想文
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑯ MIZOZINE 『MIZOZINE 緊急特別編集 おうちで、できること。』(東京都北区)
COLLECTIVE に限らず、ZINE に共通する作業の1つに(避けて通れない作業の1つに)『編集』という作業があります。ZINE のテーマを決めて、仕様(どのくらいのサイズで何ページにするかなど)を決めて、構成を決めなくてはいけません。構成は、どういう順番で何を見せていこうかなと考える作業です(これが楽しい)。写真だけが掲載された ZINE でも、ホリエモンのことだけが書かれた ZINE でも、ZINE を作る際にみんなが(無意識のひともいるけれど)やってるのが『編集』で
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑭ nagwang 『A book of CAT』(群馬県)
COLLECTIVE 開催初の週末があっという間に過ぎ去りました。密を避けるため外で待ってもらったりしてしまいましたが、作家さんもお客さんも友達も楽しそうに話してる姿を見れてよかったなと思います。週末の噂を聞いてか、続々と追加の申し込みがありました。ありがたや。 ほかの ZINE イベントと違って、展示されている ZINE に対してみなさんがいろいろと意見をしあってるのが印象的です。本屋さんと違って、展示されてるからだと思います。マーケット=『買い物』というより、サロン
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑪ 山田 将志+真鶴出版 『港町カレンダー』(神奈川県足柄下郡真鶴町)
COLLECTIVE まであと2日。設営も終わって、いよいよ並べるだけ、というところまできました。全部で30タイトルと少し。8月のあいだずっとやってますので、開催中も参加は受け付けております。今からでもおそくないので、ぜひ。そして、様々なジャンルの多様な ZINE が集まるエキシビジョンとなりました。みなさま、お楽しみに。そして47都道府県、全国どこからでも、COLLECTIVE に集まった ZINE の魅力をキャッチできるよう、こうしてここで、1冊1冊レビューを書いていきた
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑩ 新多 正典 『Mensageiro dos deuses』(京都府京都市)
毎年夏に開催される COLLECTIVE。夏休みの甘い思い出的な一過性のイベントに(絶対に)したくないので、できるだけ会期終了後もなるべく接点を持つようにしています。例えば誰でも気軽に参加できるグループ展を企画したり、ぼくが普段、広告の制作ディレクターや本やウェブの編集を仕事にしているので、出会ったひとと一緒にできるだけ仕事をしたり、もちろんこれを機に、パークに気軽に遊びにきてくれるようになるといいなあと思ったり。気軽に通いたくなるような空間づくりも心がけていけたらと思ってい
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑥ 日々の読書会 『日々の読書会通信 vol.0』(東京都目黒区)
COLLECTIVE の魅力のひとつに、自分では手に取らないであろう、読まないであろう ZINE との出会い = つまり未知の世界との出会いがあります。そもそも出版というバイアスがかかっていない ZINE というメディア自体が未知だし、参加にあたっての『チェック』や『審査』というものが存在しないので、内容がわからない未知の状態で納品されます。そしてそのすべてに目を通すことにしているので、そこに出会いが生まれます。 自分の「好き」に正直になることももちろんいいことだけれど、個
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ④ mao nakazawa 『magazine一服』(東京都中野区)
47都道府県から ZINE を募集している COLLECTIVE 。過去2年とも『東京』からのエントリーが少なかったのですが、 今年は申し込みの半数以上が東京で驚いております。奇しくもコロナの閉塞感が執筆や編集作業に向いていたのかもしれない。少なからず加速させたのはまちがいない。長時間 SNS に向き合うと考えたつもりになるし、わかった気になる。家にいると外的な情報よりも内的な感情が醸成されるので、吐き出したくなる。ストレスにならないようならないように。 まわりに影響されず
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ② hiraco『THE CITYSCAPE』(東京都杉並区)
毎日のようにたくさんの応募をいただいております COLLECTIVE 。コロナという大変な時代でも、全国各地のひととこうして制作物=アートワークを通じてつながれるのは、ギャラリーとして本望です。 ZINE に興味があるひと、いますぐ作りためたものをコピーしてホッチキスでとめてみて! もしくはこの機会に心に沈んだ澱のようなものを吐き出してみてはいかがでしょうか? ZINE というのは実は解釈は広くて、考えれば考えるほど途方もありません。社会性を含んだ過激な時代もあれば、スト