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2020年7月の記事一覧
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑫ 猫屋敷 温 『さよなら、トーキョーオリンピック』(東京都大田区)
COLLECTIVE もついに明日。毎日のように届く ZINE に感謝をしながらも、今日も東京!東京!東京! コロナ禍で激動する TOKYO の見えない重圧が、静かに膿を出すかのように、東京から集まってくる。 「剣ではなくペンを持て!表現しそして自由を手に入れよ!」と言わんばかりに ZINE が届く。去年おととし、10タイトルあれば、その中で東京は1、2件あればいい方だったけれど(意外と東京少ないよねが定番でしたが)、今年は申し込みの半分以上が『東京』。パークが東京の中でも
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑪ 山田 将志+真鶴出版 『港町カレンダー』(神奈川県足柄下郡真鶴町)
COLLECTIVE まであと2日。設営も終わって、いよいよ並べるだけ、というところまできました。全部で30タイトルと少し。8月のあいだずっとやってますので、開催中も参加は受け付けております。今からでもおそくないので、ぜひ。そして、様々なジャンルの多様な ZINE が集まるエキシビジョンとなりました。みなさま、お楽しみに。そして47都道府県、全国どこからでも、COLLECTIVE に集まった ZINE の魅力をキャッチできるよう、こうしてここで、1冊1冊レビューを書いていきた
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑩ 新多 正典 『Mensageiro dos deuses』(京都府京都市)
毎年夏に開催される COLLECTIVE。夏休みの甘い思い出的な一過性のイベントに(絶対に)したくないので、できるだけ会期終了後もなるべく接点を持つようにしています。例えば誰でも気軽に参加できるグループ展を企画したり、ぼくが普段、広告の制作ディレクターや本やウェブの編集を仕事にしているので、出会ったひとと一緒にできるだけ仕事をしたり、もちろんこれを機に、パークに気軽に遊びにきてくれるようになるといいなあと思ったり。気軽に通いたくなるような空間づくりも心がけていけたらと思ってい
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑦ Hayato Tamura 『Record Day One』(東京都足立区)
COLLECTIVE の開催まで1週間切りましたね。昨年よりも多いタイトルで開催を迎えることができそうです。みなさまご協力ありがとうございます。会期中も募集しておりますので、参加するかどうか悩んでいるひとも、これから作ってみようかなというひとも「まだ間に合います」ので、気軽にお申し込みください。特にこれから作ってみる、またはこれを機に作ってみるというひとの参加は大歓迎です。 昨日のレビューにも書いたように、ZINE にはキューブリックの映画『2001年宇宙の旅』における『モ
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ⑥ 日々の読書会 『日々の読書会通信 vol.0』(東京都目黒区)
COLLECTIVE の魅力のひとつに、自分では手に取らないであろう、読まないであろう ZINE との出会い = つまり未知の世界との出会いがあります。そもそも出版というバイアスがかかっていない ZINE というメディア自体が未知だし、参加にあたっての『チェック』や『審査』というものが存在しないので、内容がわからない未知の状態で納品されます。そしてそのすべてに目を通すことにしているので、そこに出会いが生まれます。 自分の「好き」に正直になることももちろんいいことだけれど、個
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ④ mao nakazawa 『magazine一服』(東京都中野区)
47都道府県から ZINE を募集している COLLECTIVE 。過去2年とも『東京』からのエントリーが少なかったのですが、 今年は申し込みの半数以上が東京で驚いております。奇しくもコロナの閉塞感が執筆や編集作業に向いていたのかもしれない。少なからず加速させたのはまちがいない。長時間 SNS に向き合うと考えたつもりになるし、わかった気になる。家にいると外的な情報よりも内的な感情が醸成されるので、吐き出したくなる。ストレスにならないようならないように。 まわりに影響されず
【 ZINE REVIEW 】 COLLECTIVE エントリー ② hiraco『THE CITYSCAPE』(東京都杉並区)
毎日のようにたくさんの応募をいただいております COLLECTIVE 。コロナという大変な時代でも、全国各地のひととこうして制作物=アートワークを通じてつながれるのは、ギャラリーとして本望です。 ZINE に興味があるひと、いますぐ作りためたものをコピーしてホッチキスでとめてみて! もしくはこの機会に心に沈んだ澱のようなものを吐き出してみてはいかがでしょうか? ZINE というのは実は解釈は広くて、考えれば考えるほど途方もありません。社会性を含んだ過激な時代もあれば、スト