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スロークッカーやばい


義父母がどこからかもらったギフトカタログに「いるものがなかったから」という優しさをプレゼントしてくださり、好きなのを選んで譲ってもらえることになった。

カタログをパラパラとめくっていると、前から「いつか欲しいな〜」と思い続けていた「スロークッカー」が!
妻を説得し、ありがたくこれが我が家に。


ツインバード スロークッカー ブラウン EP-4717BR


簡単に言うと、放置しておくだけで、弱火でコトコト長時間煮込む料理を再現してくれる電気調理器。
簡素なボディに、取り外し可能な土鍋とガラス蓋。
スイッチは「強」「弱」「切」の3つしかないというストイックさ。

届いた土曜日、説明書を読むのもそこそこに、安い豚のブロック肉と、家にあったそろそろ食べちゃった方がいいであろう野菜たちをゴロゴロと適当にカットし、水、塩少々とともに鍋にぶち込んでスイッチを「弱」に入れておいた。

あとはのんきにTVでも見ながら待っていればOK。

3時間後くらいに豚肉をひとつつまみ食いすると、箸で持ち上げても形が崩れないのに、歯がスーッと何の抵抗もなく入っていく衝撃の柔らかさ!

え、スロークッカー、想像以上にすごいぞ……。

温め始めてから5時間後の鍋の様子がこちら。

「素材の旨味、存分に引き出しておきました」とでも言いたげな仕上がり。

旨味の海のようなスープながら、少し塩味が薄めだったので、醤油をひとたらしし、いよいよ本格的に味見してみる。

うわ〜、肉、やばい〜!!!!!

箸でちょんちょんとつついただけでホロホロと崩れていく、3時間の時点など目じゃないとんでもない柔らかさ!
っていうか、グラム100円もしない豚肉、こんなに柔らかくなるんだ……。
角煮にしてもたまんなそう。

適当にぶちこんだ野菜も、どれも型崩れはしていないんだけど食べるとトロトロで、旨味濃厚。
ニンニクなんてもはやペースト状。

肉の繊維がこんなにもあらわに。

いや〜、スロークッカー、やばいな……。


残った分は、カレールーを投入して何の手間もなくカレーにトランスフォーム。

翌朝食べてみると……う、うわー! やばい!!!!!
これ、家庭で出せる味わいじゃない!!!!!(出たけど)

超〜うまい洋食屋さんの、何が何だかわかんないけどとにかくいろいろ煮込みまくって門外不出のソース状態になっちゃってる、ああいう類のカレーです。


スロークッカー、とんでもなくやばいブツを手に入れてしまったな……。


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