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あちこち場所を移っても、自分から逃げることはできない。

おはようございます。

米国の小説家、ノーベル文学賞受賞者ヘミングウェイの言葉です。

You can’t get away from yourself by moving from one place to another. - Ernest Hemingway

嫌な事から逃げようとするのは、
最も簡単な解決方法です。
簡単なだけに、
安いだけの粗悪品を買うのと同じように
すぐに壊れる解決方法です。

壊れるだけならいいのですが、
逃げれば逃げるほど
嫌なことは大きくなり
私たちに降りかかります。

私は子供に
「全ての事は自分が作り出している」
と伝えています。

良いことも
悪いことも
ベクトルが変わるだけで
同じ方法で自分が作り出しています。

嫌なことを
自分の心の状態が作り出しているなら
場所を変えても
相手を変えても
時間を変えても
課題を変えても
必ず目の前に現れます。

逃げれば
逃げるほど
「私に気づいて!」
と,言わんばかりに
大きな出来事として現れます。

「もう逃げないで!」
と、言わんばかりに
袋小路にされるでしょう。

不思議ですね。

嫌なことは逃げるたびに
目の前からなくなった様に見えるだけで
自分の中に蓄積されます。

山積みになった
「逃げてた自分」が
「助けて!助けて!」
と声をあげます。

その声がどんどん大きくなって
逃げたくなるような姿で
目の前に現れます。

逃げたくなったなら
チャンスです。
もう、当てもなく
逃げる必要はないのです。

心配することはありません。
解決策は
ちゃんと自分の中にあります。

でも、
もし、
辛くて、辛くて、
耐えられない時は
まず、その場から逃げましょう。

安心できる場所に移ってから
逃げたくなった理由と
対面します。

子供は宿題や日々の勉強から
逃げようとします。
嫌で、嫌で、
涙を流すときもあります。

そんな時は、まず逃げてもらいます。
自分が納得するまで
一人で部屋にこもっています。

私ができることは
待つことです。
そして、子供が準備できた時に
一緒に課題に向き合います。

彼が、一人ではないことを示します。
人は、一人ではないのです。
私は勉強を手伝って、
一緒に終わらせます。

嫌だったことを克服する体験は
とても自信になります
そして、何よりも
軽やかで気持ちがいいです。

逃げずに克服をする。
小さいことかも知れませんが
日々の宿題や
お手伝い
お片付けなどで教えます。

難しかったら、
一緒に克服します。

「ちゃんとやりなさい!」
と、真っ向に立つのではなく

「一緒にやってみよう!」
と、横に立ちます。

子供と同じ側に立って
同じ景色を見ます。

横に立ってもらうと
とても心強いです。
私は子供のサポーターであることを
思い出します。

子供の気持ちが分かるような気がします。

今日もみなさんが、新しい景色が見える日でありますように。

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