育休旦那とタバコホテル
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育休旦那とタバコホテル

 育休旦那はタバコが大の苦手だ。タバコの匂いがするだけで気持ちが悪くなって息をすることさえ苦しくなってしまう。そんな育休旦那にとって辛いホテル体験を思い出してしまったので、今回はそれを共有したいと思う。

高まる期待値

 どうしてそんなにも辛い経験になってしまったかというと、期待値が高まってしまったからだ。ホテルのホームページには綺麗な写真の数々が立ち並び、開業したのも直近という謳い文句まで記載されている。これはきっと部屋の中や共用施設、ひいては空調なども含めて素晴らしいホテルに違いないと勝手に想像してしまっていたのだ。

裏切られた現実

 けれども残念ながらその期待はあっさりと裏切られてしまった。「禁煙のお部屋で○○階のxx部屋ですね」とチェックインを済まして客室行きのエレベーターに乗り込んだところ、何かがおかしい感覚に襲われたのだ。その感覚の招待はそして即時に判明した。エレベーターの扉が開いた瞬間に目の前に現れた喫煙室に。
 もちろん、喫煙室がそこにあるだけなら特に何も問題はない。育休旦那自身はタバコが大の苦手だけれども、タバコを礼儀正しく吸われる皆様は好きなのだ。他の人に迷惑をかけない限り、どんなことに時間やお金をかけるのかは自由だからだ。けれどもこのホテルは違った。喫煙室から悪臭が立ち込めていて、エレベーターから一歩先に出た瞬間にタバコの気持ち悪い空気に包まれたのだ。

不完全な密閉

 何が起こっているんだろうと思うと、喫煙室の設計自体がダメだということが分かった。まず空調が弱くタバコを吸い取り切れていないのだ。ホテル側もそれを理解しているのか、喫煙室の中に一般家庭用の空気清浄機を設置していたのだ。けれども残念ながら空気清浄機を一台置いたぐらいでタバコの匂いは消えはしない。結果として喫煙室から匂いが漏れ出てエレベーターを降りた瞬間から嫌な気持ちになってしまった。

最悪な部屋の配置

 早く部屋に入って空調を付けようと思って速足で部屋番号を調べたところ、衝撃の事実が判明した。なんと喫煙室のすぐ近くの部屋だったのだ。嫌な予感に包まれながら部屋に入ったところ、部屋の入口付近では当然のようにタバコの匂いが漂っているのだ。入り口付近にはハンガー等をかけるスペースが設けられていたことから、あなたの衣類をタバコ漬けにしてあげましょう、と言われているような気分にさえなってしまった。結果的に我慢して出張を終えたけれども、二度とそのホテルを使うことはなかった。

ホテルの皆様へ

 禁煙を選ぶ人は基本的にタバコの匂いが苦手なのだ。だからこそ禁煙を選ぶのだ。その気持ちを無視して「禁煙ルームだけのフロアに喫煙室を設置」という暴挙は止めていただきたい。どうしても喫煙者の方々をホテルに受け入れたい、ビジネスとしてお客様として迎え入れたいのであれば「喫煙ルームだけのフロアに喫煙室を設置」に切り替えていただきたい。どうか喫煙者が減りつつある時代の流れに理解を。


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アラサーで年収一千万円超に到達し育休を約二年取得した恐らく日本唯一の旦那。専門は事業開発。子育ての合間を縫って綴ったnoteは60万PVに到達。(フォロワーの皆様が10,000名に到達の暁には実名に切り替える予定です)