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早稲田祭の振り返り&ワークショップ


11月10日(土)にパラプロメンバーとOBで、早稲田祭の振り返りとメンバーの考えたワークショップを行いました!

〈早稲田祭の振り返り〉

今年度はオンライン早稲田祭ということで、パラプロではパラリンピック競技やパラプロについての問題を集めたクイズ大会をオンラインで開催しました。その振り返りとしては、パラプロ歴の長い4年生を中心に、クイズ大会を通して活動を振り返ることができて楽しかったという意見も挙がる一方で、クイズ大会をする目的をもう少し固めても良かったなどの反省もありました。今後は様々な活動に取り組みつつ、その活動をする目的を各自で考えたり共有したりしながら、活動で得られるものを増やしていければと思います。

〈ワークショップ〉

ワークショップでは、「特別」とは何か、「普通」とは何かをテーマに話し合いました。自分が思い描く「特別」や「普通」と、社会でそう表現されるものとの違いや共通点について考えながら、各自の経験をもとに語り合いました。まず各自が「特別」でありたい、あるいは「普通」でありたいと思う瞬間について、具体的経験をもとに発表し合い、メンバーからの自由な質問に答えるなかで自分の考えを掘り下げました。「特別」でありたいと感じる瞬間として挙げられたものとしては、面接の時、コミットし続けたい団体の中で意見の発表をする時、ステージでダンスをしている時などが挙がりました。一方で「普通」でありたいと思う瞬間としては、電車の中にいる時、服装、あまり関わりたくない団体で意見を発表する時、答えが分からない状態で先生に指名されそうな時、などが挙がりました。各自の「特別」や「普通」に関する経験や意見を共有した後は、「なぜそう思うのか」や「特別とは具体的にどのような状態だとそこでは定義しているのか」など、つっこんだ質問をメンバー同士でし合うことで、自分の考えや価値観を今までとは違う切り口で分析し、他のメンバーの意見を聞いて自分の意見と照らし合わせることができました。

また、今年入会したパラプロメンバーにとっては、今回のワークショップが初の「パラプロらしい」話し合いだったわけですが、何を話しても受け止めてもらえる居心地の良さを共有することができました。例えば、話し始めるのを遠慮してためらっていた人に、「今話した方が良い」と言って発言を促す雰囲気や、最初に考えていたワークショップのゴールとは異なるものになり考えがまとまらなくなった時も、強引に結論付けるのではなく、まとまっていないその瞬間自体にも価値が置かれるような空気感が印象的でした。その瞬間その瞬間の心の動きを大切にしていて、メンバー同士がそれを取りこぼさないようにしている温かさがありました。他にも、相手の答えを尊重するという前提を共有しているからこそ、他の場面では聞きにくいようなことも聞ける環境であるというように感じました。例えば、「今日は頭が真っ白になってしまってあまり考えがまとまらなかった。」と言ったメンバーに、「なぜ頭が真っ白だったのか?あまり馴染みのない話題だったのか?」と聞くメンバーがいました。責めるでもなく単なる思考を促す一つのきっかけとして話かけているメンバーの様子を見て、他者の視点を交えることで新たな思考が生まれる可能性があることを実感しました。今後パラプロのメンバーで話し合いをしていく中で、自分だけではたどり着かなかったであろう価値観なり考えなり、自分自身の姿なりを見つけていくのが楽しみです。
今回のワークショップでは「特別」や「普通」というキーワードを軸にメンバーそれぞれの話を集めて考えを深めたわけですが、今後はパラプロの実際の活動を軸にメンバー同士で語り合い、学びを深めていきたいです!もちろん活動とは一見関係ないように見えるテーマからも繋がる学びは沢山あるはずなので、そちらも続けていきたいわけですが(笑)

パラプロ4期 さわちん

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