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53_腹部・骨盤・四肢外傷【救急救命士国家試験対策】


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国家試験定期試験出題内容のまとめ

【腹部外傷】

1. 腹部への衝撃と損傷しやすい臓器

  • 膵臓、脾臓、腎臓は、腹部外傷時に特に損傷しやすい臓器です。これらは、特に背面からの墜落や衝突時にリスクが高まります。

2. 腹部外傷の機序

  • 鈍的外傷:減速機序(交通事故や転倒)、圧迫(重量物の落下やシートベルトによる締め付け)、および内圧伝搬(内臓が圧力で破裂)によって生じる。

  • 内圧伝搬:内圧の増加により、消化管や膀胱、横隔膜などの内臓が損傷することがある。

3. 腹部外傷のリスク

  • 出血が腹部外傷の最大の問題で、特に腹部大血管が損傷すると、循環血液量減少性ショックのリスクが高まります。

4. 腹部刺創の特徴

  • 刺創では、肝臓、小腸、大腸、横隔膜などが損傷されやすく、消化管破裂が伴うことが多いです。消化管から内容物が漏れることで感染リスクが高まります。

  • 特異的対応:腸管脱出がある場合、汚染と乾燥を防ぐために滅菌被覆材で保護します。穿通性損傷では、腹筋の緊張を防ぐために膝屈曲位を取ります。


【骨盤外傷】

1. 骨盤骨折の分類

  • 安定型骨折:腸骨や恥骨、坐骨の単独骨折。安定性は保たれており、骨盤自体の変形は少ない。

  • 不安定型骨折輪状構造の破綻が見られ、骨盤内臓器(膀胱や腸)や大血管が損傷されるリスクが高い。

2. 骨盤骨折の特徴

  • 骨盤内臓器や血管の損傷が多く、特に墜落事故では着地姿勢や高さの情報が診断に役立ちます。骨盤損傷が疑われる場合、動揺を避けるために固定が重要です。

3. 骨盤骨折の救急対応

  • サムスリングや専用の骨盤固定帯を用いて、骨盤を固定し、出血と痛みを管理します。

  • ロードアンドゴー:骨盤骨折が重篤な損傷を伴う可能性がある場合、迅速な搬送が最優先されます。

4. 出血管理

  • 骨盤骨折による出血は、循環血液量減少性ショックを引き起こすことがあり、血圧低下がなくても、浅表性呼吸や頻脈がショックの初期徴候となることがあります。


【四肢外傷】

1. 骨折の分類

  • 開放骨折:骨折部位が外界に露出している状態で、感染のリスクが高い。

  • 閉鎖骨折:骨折部が外界に交通していない骨折。

  • 外傷性骨折:強い外力によって発生する骨折。

  • 病的骨折と疲労骨折:通常の日常生活の外力でも骨折を起こす状態。病的骨折は病気(骨粗しょう症や腫瘍)による脆弱性が原因、疲労骨折は長期の負荷による骨の弱化が原因。

2. 亜脱臼と脱臼

  • 亜脱臼:関節面が部分的に接触を保っている状態。

  • 脱臼:関節面が完全に接触を失った状態。整復が必要です。

3. 特定の骨折パターン

  • 橈骨遠位端骨折:手をついて転倒した際に、手関節が背屈されることで発生します。コーレス骨折としても知られ、骨の変形が見られます。

  • デグロービング損傷:自動車タイヤやベルトコンベアなどにより、皮膚や軟部組織が剥離する深刻な損傷。

4. 急性阻血の5P

  • 急性阻血を識別するために、次の5Pを評価します:

    1. 異常感覚(Paresthesia)

    2. 疼痛(Pain)

    3. 麻痺(Paralysis)

    4. 蒼白(Pallor)

    5. 脈拍消失(Pulselessness)


【ショックと急速搬送】

1. ロードアンドゴー

  • 生命に危険が及ぶ重症傷病者に対しては、必要最低限の処置(気道確保や止血など)のみを行い、迅速な搬送を最優先します。

2. 出血管理

  • 外出血の大部分は直接圧迫で止血可能です。圧迫が不十分な場合や止血できない場合は、止血帯を使用します。止血帯は、収縮期動脈圧より100mmHg以上高い圧力で巻く必要があります。

3. 搬送中の傷病者管理

  • 長時間の搬送が必要な場合、RICE処置(Rest=安静, Ice=冷却, Compression=圧迫, Elevation=挙上)を行い、患部の痛みや腫れを軽減します。この処置は、腫脹を抑え、回復を促進します。



問題

  1. 背面からの墜落など、______への衝撃では膵臓や脾臓、腎臓などが損傷を受けやすい。

  2. 肝臓などの______臓器や大血管を穿通すると循環血液量減少性ショックをきたす。

  3. 腹部外傷の最大の問題は______である。

  4. 鈍的外傷による組織の損傷機序としては、______機序、圧迫、内圧伝搬などがある。

  5. 圧迫による外傷は、重量物やハンドル、______などによって腹部が強く圧迫されて起こる。

  6. 内圧伝搬では______や膀胱、横隔膜などの損傷をきたす。

  7. 腹部刺創における代表的な損傷臓器は、肝臓、______、横隔膜、大腸などである。

  8. 腹部外傷にみられる特徴的な損傷は______破裂である。

  9. 腸管脱出は______、乾燥を防ぐため被覆する。

  10. 腹部に限局した穿通性損傷などで、______を保護する必要がない場合には腹筋の緊張を防ぐため、傷病者を膝屈曲位とする。

  11. 外傷死の三徴は______低下、アシドーシス、血液凝固障害である。

  12. 骨盤骨折は主に輪状構造の破綻の有無に応じて、安定型骨盤骨折と______型骨盤骨折に分類される。

  13. 腸骨や恥骨、坐骨の単独骨折は______型骨盤骨折である。

  14. 骨盤骨折の______%は不安定型である。

  15. 骨盤骨折では尿道や膀胱、膣、______など骨盤内臓器の損傷を合併する。

  16. 骨盤骨折の多くが強い外力によって発生することを反映して、腹部・______外傷の合併も多い。

  17. 外力が作用した方向によって、前後圧迫型、側方圧迫型、______型などの骨折形態を呈する。

  18. 墜落の場合は、墜落の______、着地時の姿勢や着地面の性状などの情報は、救急外来における初療時に重要な情報となる。

  19. 骨盤骨折によるもっとも緊急性の高い生理学的異常は______に伴う循環血液量減少性ショックであり、血圧の低下がない場合でも、浅表性呼吸、______はショックの徴候であると判断する。

  20. 骨盤骨折の解剖学的評価では______が重要である。

  21. サムスリングを用いて骨盤固定を行う場合には、傷病者の______部に装着する。

  22. 骨盤骨折の傷病者の体位を変える場合には、原則として______は行わずフラットリフトを用いる。

  23. 受傷機転や視診で骨盤骨折が少しでも疑われる場合には、______型の骨盤骨折があるものとみなして活動する。

  24. 骨盤固定により骨盤の動揺に伴う______を軽減できるだけではなく、骨盤内臓器や骨折端からの出血に対する______効果が期待できる。

  25. 骨折部が創を通じて外界と交通しているものを______骨折、そうでないものを______骨折という。

  26. 骨折の原因のほとんどは強大な外力が働いて発生する______性骨折である。

  27. 日常的な外力によっても生じる特殊な骨折として、______骨折と______骨折がある。

  28. 関節面の接触が部分的に保たれている状態を______、完全に失われている場合を______という。

  29. 捻挫は、外力によって関節が______的な可動範囲を越えた動きを強制された際に発生する靭帯の損傷である。

  30. 骨盤骨折による後腹膜出血の推定出血量は______〜______mLである。

  31. 転倒の際に、手をついて手関節が背屈を強制されることによって発生する骨折を______骨折という。

  32. デグロービング損傷は自動車のタイヤに四肢を轢かれた際、あるいは______などに四肢を挟まれた際などに発生する。

  33. 急性阻血の______とは、異常感覚、疼痛、麻痺、蒼白、脈拍消失である。

  34. ショックなどの、______の対象となる傷病者については、全身観察を行い、速やかな______を優先する。

  35. ほとんどの外出血は______圧迫止血で対応可能である。

  36. 止血帯止血法で、血圧測定用の______を用いる場合には、マンシェットの圧を______期動脈圧より______mmHg以上高く保つ必要がある。

  37. 搬送に長い時間を要する場合には、いわゆる______(R 患部の安静、I 冷却、C 圧迫、E 挙上)によって傷病者の苦痛軽減を図ることが早期の治療にもつながる。

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解答

  1. 背面からの墜落など、背部への衝撃では膵臓や脾臓、腎臓などが損傷を受けやすい。

  2. 肝臓などの実質臓器や大血管を穿通すると循環血液量減少性ショックをきたす。

  3. 腹部外傷の最大の問題は出血である。

  4. 鈍的外傷による組織の損傷機序としては、減速機序、圧迫、内圧伝搬などがある。

  5. 圧迫による外傷は、重量物やハンドル、シートベルトなどによって腹部が強く圧迫されて起こる。

  6. 内圧伝搬では消化管や膀胱、横隔膜などの損傷をきたす。

  7. 腹部刺創における代表的な損傷臓器は、肝臓、小腸、横隔膜、大腸などである。

  8. 腹部外傷にみられる特徴的な損傷は消化管破裂である。

  9. 腸管脱出は汚染、乾燥を防ぐため被覆する。

  10. 腹部に限局した穿通性損傷などで、頸椎を保護する必要がない場合には腹筋の緊張を防ぐため、傷病者を膝屈曲位とする。

  11. 外傷死の三徴は体温低下、アシドーシス、血液凝固障害である。

  12. 骨盤骨折は主に輪状構造の破綻の有無に応じて、安定型骨盤骨折と不安定型骨盤骨折に分類される。

  13. 腸骨や恥骨、坐骨の単独骨折は安定型骨盤骨折である。

  14. 骨盤骨折の20%は不安定型である。

  15. 骨盤骨折では尿道や膀胱、膣、直腸など骨盤内臓器の損傷を合併する。

  16. 骨盤骨折の多くが強い外力によって発生することを反映して、腹部・胸部外傷の合併も多い。

  17. 外力が作用した方向によって、前後圧迫型、側方圧迫型、垂直剪断型などの骨折形態を呈する。

  18. 墜落の場合は、墜落の高さ、着地時の姿勢や着地面の性状などの情報は、救急外来における初療時に重要な情報となる。

  19. 骨盤骨折によるもっとも緊急性の高い生理学的異常は出血に伴う循環血液量減少性ショックであり、血圧の低下がない場合でも、浅表性呼吸、頻脈はショックの徴候であると判断する。

  20. 骨盤骨折の解剖学的評価では視診が重要である。

  21. サムスリングを用いて骨盤固定を行う場合には、傷病者の大腿転子部に装着する。

  22. 骨盤骨折の傷病者の体位を変える場合には、原則としてログロールは行わずフラットリフトを用いる。

  23. 受傷機転や視診で骨盤骨折が少しでも疑われる場合には、不安定型の骨盤骨折があるものとみなして活動する。

  24. 骨盤固定により骨盤の動揺に伴う痛みを軽減できるだけではなく、骨盤内臓器や骨折端からの出血に対する止血効果が期待できる。

  25. 骨折部が創を通じて外界と交通しているものを開放骨折、そうでないものを閉鎖骨折という。

  26. 骨折の原因のほとんどは強大な外力が働いて発生する外傷性骨折である。

  27. 日常的な外力によっても生じる特殊な骨折として、病的骨折と疲労骨折がある。

  28. 関節面の接触が部分的に保たれている状態を亜脱臼、完全に失われている場合を脱臼という。

  29. 捻挫は、外力によって関節が生理的な可動範囲を越えた動きを強制された際に発生する靭帯の損傷である。

  30. 骨盤骨折による後腹膜出血の推定出血量は10004000mLである。

  31. 転倒の際に、手をついて手関節が背屈を強制されることによって発生する骨折を橈骨遠位端骨折という。

  32. デグロービング損傷は自動車のタイヤに四肢を轢かれた際、あるいはベルトコンベアなどに四肢を挟まれた際などに発生する。

  33. 急性阻血の5Pとは、異常感覚、疼痛、麻痺、蒼白、脈拍消失である。

  34. ショックなどの、ロードアンドゴーの対象となる傷病者については、全身観察を行い、速やかな搬送を優先する。

  35. ほとんどの外出血は直接圧迫止血で対応可能である。

  36. 止血帯止血法で、血圧測定用のマンシェットを用いる場合には、マンシェットの圧を収縮期動脈圧より100mmHg以上高く保つ必要がある。

  37. 搬送に長い時間を要する場合には、いわゆるRICE(R 患部の安静、I 冷却、C 圧迫、E 挙上)によって傷病者の苦痛軽減を図ることが早期の治療にもつながる。



練習問題

問題1
腹部外傷の最大の問題は何か?
A. 血圧の変動
B. 出血
C. 感染
D. 骨折
E. 痛み

答え: B
腹部外傷の最大の問題は出血である。


問題2
鈍的外傷による組織の損傷機序として正しいものはどれか?
A. 電気機序
B. 減速機序
C. 温度機序
D. 化学機序
E. 破裂機序

答え: B
鈍的外傷による組織の損傷機序としては減速機序がある。


問題3
腹部外傷で腸管脱出が見られた場合の初期対応として正しいものはどれか?
A. 切除
B. 縫合
C. 被覆
D. 押し戻す
E. 固定

答え: C
腸管脱出は汚染、乾燥を防ぐため被覆する。


問題4
骨盤骨折の20%が含まれるのはどのタイプか?
A. 安定型骨盤骨折
B. 垂直剪断型骨折
C. 側方圧迫型骨折
D. 不安定型骨盤骨折
E. 前後圧迫型骨折

答え: D
骨盤骨折の20%は不安定型骨盤骨折である。


問題5
骨盤骨折の合併症として正しいものはどれか?
A. 心筋梗塞
B. 肺炎
C. 尿道損傷
D. 肺出血
E. 脳出血

答え: C
骨盤骨折では尿道や膀胱、直腸など骨盤内臓器の損傷を合併する。


問題6
骨盤骨折による緊急性の高い生理学的異常は何か?
A. 感染症
B. 出血
C. 骨折端の痛み
D. 神経障害
E. 関節脱臼

答え: B
骨盤骨折によるもっとも緊急性の高い生理学的異常は出血である。


問題7
骨折部が創を通じて外界と交通しているものを何というか?
A. 閉鎖骨折
B. 開放骨折
C. 疲労骨折
D. 亜脱臼
E. 捻挫

答え: B
骨折部が創を通じて外界と交通しているものを開放骨折という。


問題8
関節面の接触が部分的に保たれている状態を何というか?
A. 脱臼
B. 亜脱臼
C. 骨折
D. ねんざ
E. 疲労骨折

答え: B
関節面の接触が部分的に保たれている状態を亜脱臼という。


問題9
転倒の際に手をついて発生する骨折を何というか?
A. 橈骨遠位端骨折
B. 上腕骨骨折
C. 骨盤骨折
D. 大腿骨骨折
E. 肋骨骨折

答え: A
転倒の際に手をついて発生する骨折を橈骨遠位端骨折という。


問題10
デグロービング損傷とはどのような状態か?
A. 骨折が皮膚表面に見える状態
B. 骨折部位がねじれている状態
C. 皮膚軟部組織が手袋状に引き抜かれる状態
D. 関節が脱臼した状態
E. 靭帯が断裂した状態

答え: C
デグロービング損傷は皮膚軟部組織が手袋状に引き抜かれる状態である。


問題11
急性阻血で見られる症状の一つに含まれないものはどれか?
A. 異常感覚
B. 麻痺
C. 脈拍消失
D. けいれん
E. 疼痛

答え: D
急性阻血の5Pには、けいれんは含まれない。


問題12
骨盤骨折による後腹膜出血の推定出血量はどれか?
A. 500~1000 mL
B. 1000~2000 mL
C. 2000~3000 mL
D. 1000~4000 mL
E. 5000 mL以上

答え: D
骨盤骨折による後腹膜出血の推定出血量は1000〜4000 mLである。


問題13
ショックの際に優先して行うべき対応は何か?
A. 全身観察
B. 飲水
C. 背部のマッサージ
D. 直接圧迫止血
E. 気道挿管

答え: A
ショックなどのロードアンドゴーの対象傷病者では、全身観察を行い、速やかな搬送を優先する。


問題14
外出血に対する最も基本的な止血法はどれか?
A. 折り曲げ止血
B. 静脈圧迫
C. 間接圧迫
D. 直接圧迫
E. 冷却

答え: D
ほとんどの外出血は直接圧迫止血で対応可能である。


問題15
止血帯止血法でマンシェットを用いる場合の適切な圧力は?
A. 収縮期動脈圧より50mmHg以上
B. 収縮期動脈圧より100mmHg以上
C. 収縮期動脈圧より150mmHg以上
D. 収縮期動脈圧より20mmHg以下
E. 収縮期動脈圧と同じ

答え: B
止血帯止血法で、マンシェットの圧は収縮期動脈圧より100mmHg以上高く保つ必要がある。


問題16
骨盤固定を行う際に使用する器具はどれか?
A. トルクレンチ
B. サムスリング
C. 副木
D. クランプ
E. ストラップ

答え: B
サムスリングを用いて骨盤固定を行う。


問題17
外傷に伴うショックで疑うべきもっとも多い原因はどれか?
A. 神経原性ショック
B. 心原性ショック
C. 出血による循環血液量減少性ショック
D. アナフィラキシーショック
E. 感染性ショック

答え: C
外傷によるショックでは、出血による循環血液量減少性ショックがもっとも多い。


問題18
フレイルチェストの際に見られる特徴的な呼吸パターンはどれか?
A. 吸気時に胸壁が膨隆し、呼気時に陥没する
B. 吸気時に胸壁が陥没し、呼気時に膨隆する
C. 吸気時と呼気時で胸壁の動きに変化がない
D. 吸気時に腹部が膨隆し、呼気時に陥没する
E. 吸気時に頭部が前屈する

答え: B
フレイルチェストでは吸気時に胸壁が陥没し、呼気時に膨隆する奇異呼吸を示す。


問題19
急性阻血における5Pに含まれないものはどれか?
A. 異常感覚
B. 疼痛
C. 脈拍消失
D. 呼吸困難
E. 蒼白

答え: D
急性阻血の5Pには呼吸困難は含まれない。


問題20
創傷において、細菌感染や組織欠損が広範囲に及ぶ治癒過程を何というか?
A. 一次治癒
B. 二次治癒
C. 自然治癒
D. 完全治癒
E. 細菌治癒

答え: B
創部の組織欠損や壊死が広範囲に及ぶ場合の治癒を二次治癒と呼ぶ。

参考文献:救急救命士標準テキスト


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「聴いて学ぶ」救急救命士標準テキスト

53_腹部・骨盤・四肢外傷
 ①音声解説
 ②聞き流し1問1答

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