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オープンな採用のおかげで、「初めての子持ち社員」でも安心してベンチャーに入社できたお話

こんにちは、株式会社HERPでカスタマーサクセスを担当している金原と申します。株式会社HERPは、採用管理ツール『HERP Hire』を提供する、いわゆるSaaSの会社です。
2021年6月からジョインしました。

この記事では、「子育てに働き方を合わせる」というポリシーの私が、「初めての子持ち社員」としてHERPへの入社を決めることができた経緯について書きます。

・子育てなどの制約はあるが、仕事ではチャレンジしたい
・ミスマッチなく転職活動(または採用活動)をしたい

といったような人にとって、何か一つでも参考にしてもらえることがあればいいなと思っています。

HERPに入社するまで(1)リクルートで採用担当としてのキャリアをスタート

学生時代から「自分が想いを持てる事業を通して、少しでも社会をよりよくしていきたい」という気持ちを抱いていました。
そこで、まずはビジネスマンとして良い土台を固められそう、ということで新卒でリクルートに入社を決めました。(実際は、当時の自分なりにもう少し色々考えていたけど)

入社後の配属希望面談では、小さい組織・事業を希望。ありがたいことに、リリース直後の新規事業に配属していただきました。
そこからは強者揃いのメンバーに、必死に食らいつく日々。特に、チームのトップ2人がとてもパワフルな女性で、ビジネスマンとしての基本をスキル・スタンスの両面から叩き込んでいただきました。
あれほどに愛のある厳しさをたむけてくださる人に出会えたことは、私の社会人人生の大きな財産です。


そこから新卒採用チームに異動になり、途中で産休・育休を挟みつつ新卒採用の基本を学ばせていただきました。ただ、育休から復帰後は仕事と子育てのバランスに葛藤し続ける日々でした。
結局、「これだけ親を求めてくれる時期に、もう少し本人の希望に寄り添い、一緒にいる時間を増やす」ことが自分が一番大事にしたいことだと結論づけて、退職を決めました。

念のためすぎる補足ですが、リクルートには子育てと仕事を両立している方、そして大活躍されている方がたくさんいます。
それに私はまだまだ社会人3年やそこらの若造。自分の意思決定は「逃げ」なのではないか、といった怖さや葛藤があり、なかなか決められない期間を過ごしていました。

今振り返ると、この「自分が大事にしたいこと」に嘘をつかず、思い切って意思決定をしたことが、周囲の評価を気にする自分から脱却する大きな一歩、そして「自分の人生の舵を自分がとる」という感覚をもつ大きな一歩だったように感じています。


HERPに入社するまで(2)ベンチャーで採用担当としてのキャリアを広げる

その後、大学時代の友人の会社に一人目の採用担当としてリファラル入社をしました。時間こそ子育てに寄せることにしたものの、仕事は限られた時間の中でもチャレンジしたい気持ちがあった私にとっては、とてもありがたいお誘いでした。

ちなみに、子育てを軸に柔軟に労働時間を調整できるよう、アルバイトで入社させてもらいました。そんな私に、身の丈以上の期待をかけ、時に強引に(笑)、沢山の仕事に巻き込んでくれた代表にはとても感謝しています。
具体的には、新卒・中途問わず、そして採用広報などの周辺領域と、一気に経験の幅を広げることができました。

そうこうしているうちに子供はすくすく成長し、入社から二年弱たった頃、「これはもう少し仕事で負荷をかけてもいけるかも!」と思えるようになりました。
そのままその会社で採用担当を続けることも考えましたが、改めて事業側でチャレンジしたい思いが強く、またそれであれば幅広く機会を見たいという気持ちもあり退職を決めました。


HERPとの出会いと、これから(1)「積極的なオープンさ」のおかげで、安心して入社を決めた

実はHERPへも、リファラル入社です。大学時代の先輩でもある代表の庄田が、私の退職を知ってすぐに連絡をくれて、まずはランチをしました。
幅広い選択肢を考えたい、と話す私に、とりあえずと業務委託を提案してくれました。

そこから比較的すぐに業務委託をスタートしました。それは自身が元採用担当であるが故に、HERP Hireというプロダクトの提供する価値や、会社の目指すビジョンに強い共感があったからです。

それからHERPで業務委託をするうちに、分かりやすく惹かれていきました。
特に驚いたのはそのオープンさ。例えばslackチャンネルも、業務委託の私がここまで全部見ていいの?というくらいオープンになっている。
そのうえ、少しでも関係しそうなチャンネルに、幅広く招待してくれるという"積極的なオープンさ"がもはや文化になっていました。
こうなってくると、他社と比較した時に、会社についての情報量の差・接点の差が日々広がっていきます。

正社員の話をもらった時には、直観的にHERPに決めるんだろうなあと思えているような状態でした。とは言え、遂に迎えた「仕事を頑張りなおせるタイミング」であるということもあり、次の会社は腰を据えて働くつもりだったので、約2週間かけてなぜ入社するのかを整理していきました。

今回の転職活動で私が大事にしようと思っていたことは、おおよそこんな感じです。
・事業側で、十分にストレッチな仕事を経験できる機会があること
・お互いに尊重しあい、伸ばしあえる人
・ビジョンに共感できること
・そして子育てを軸にした働き方が出来ること

これらが、何回考えてもHERPには揃っていました。
さらに、オープンであるが故に「揃っている」ということを自分の目で見て確かめて意思決定できるということがすごく有難かったです。

例えば、私は働き方について、いくつかのHERPでは前例のない要望を伝えていました。これに"当然"といったリアクションで受容し整備してくれたことも、意思決定には必要な要素でした。
ただそれ以上に、育児中の人こそいないものの、体調不良の人、有給の人、夜型の人・朝型の人、それぞれが心地よく働けるよう、メンバー同士お互いの状況を尊重したコミュニケーションがとられている様子を事前に自分の目で見れていたことが、スムーズな意思決定を後押ししてくれました。

HERPとの出会いと、これから(2)想像以上に大きな機会に立ち向かう

早くも入社して約半年がたちました。ありがたいことに、特に大きなギャップや「思っていたのと違う!」といったことはありません。
どちらかと言うと、わくわくするギャップの方が大きく、例えばさすがにSaaSやThe Modelについては入社前から知っていた私ですが、カスタマーサクセスが想像をはるかに上回るほど重要な立場なのだと知るにつけ、気の引き締まる思いです。

また、「やることで溢れているなあ」と思っていましたが、想像以上にテーマで溢れかえっていることに気付かされる毎日です。


例えばカスタマーサクセスは、この半年で1人→6人というスピードで増員していますがそれでも人手が足りないのです。急増するユーザーさんそれぞれへ従来のオペレーションプロセスを何とか回しながら、今後も続く成長に向けて、あらゆる側面で非連続的な進化を追求する必要があります。スピード感をもって、日々良くできるよう奮闘する日々です。

そして採用活動もその一環です。私たちはユーザーさんに、スクラム採用を提唱する企業です。私たちがそれを体現するのは当然だし、実際当たり前のように自分たちで必要な人材について議論して目標を掲げ採用活動に取り組んでいます。


最後に


CSチーム含め、HERPでは新しい仲間をめちゃくちゃ求めています。シリーズBの資金調達を機に、ミッションもアップデートしました。「採用を変え、日本を強く。」をより多くの方と共に目指していきたいです。

少しでもご縁を感じていただけたら、是非お話ししましょう!



関連リンク

◆シリーズB調達の特設サイト:採用イベントや新しいミッション・バリューなど、HERPに関する情報を集約しています。

◆CultureDeck:HERPという組織が目指したいミッション・プロダクトビジョン・ありたい組織像などを整理したドキュメントです。


◆メンバーのMeety:

私のMeetyhttps://meety.net/matches/zlfhAZKQfECy

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