かっこいい大人とは

"かっこいい大人とは"という問いがここ1週間、ずっと私の頭の中にあるように感じます。きっかけは、私が数ヶ月通っている音楽学校の、閉校前最後のライブで、あるベーシストの先生(以下、🎸先生と書きます)がステージの上で生徒に贈った「立派な大人にはならなくていいから、かっこいい大人になってください。」というメッセージです。沁みました。その言葉もかっこいい...。

私はそれまで、その先生とは一度学校ですれ違って、知らない方だけど学校の習慣として「お疲れ様です。」と挨拶をした記憶はあります。話した事はなかったのです。しかしその最後のライブを見て、その先生のようになりたい!と、思いました。舞台の上で演奏をし、生徒や学校、音楽に対して思いを言葉や演奏で伝える先生の姿を見て。

では、その先生のどういうところがかっこいいのか 考えてみましたステージの上で一緒に演奏する他の先生たちや見ている学生との心の壁を感じさせない、というかたぶん作ってないと思います。人に対しての心は朗らか。「夢中に勝る努力なし。プロを目指すにも、心に少しゆとりを持って、夢中になれることを探してね。でも、自分で期限を決めるのは必要だと思う。」と言う先生。教えられる事は、人生経験も含め全て教えてくれる、そう感じました。さらにかっこいいと思うのは、そのときできるパフォーマンスを精一杯して、曲と曲の間のおしゃべりタイムで仲間と褒めあっている姿です。(ちなみに、その時一緒に演奏していた先生たちは、誰もが名前を知るような世界的バンドと演奏したギタリストとか、スキルを磨きに磨き上げた、まさに神メンツです。) 

最後に、私はなぜその🎸先生のようになりたいのか考えます。私は好奇心旺盛で、未知のことにもすぐに興味を持ちます。今まで手をつけさせてもらったことは沢山あるけど、どれも腕前は中途半端です。最後までつらいけど頑張った言えるのものは、水泳ぐらいです。最後まで水が怖かったのですが、バタフライまで全部の泳ぎを習得しました。それでも、二級止まりです。。

それに引き換え、🎸先生はベースを極め続けて教えながら、プロとして活動をしています。私が好きで止まない、音楽の。ミュージシャンです。

私も、得意ななにかで自分を表現し、世界に発信したいのです。それより今強いのは、人の役に立ちたい。地球のために積極的に、行動したいということ。それが何になるのか。また考えることにします。

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