農地法を捌く【法令】
♦穴埋め問題♦
──農地法とは?
農地法の目的は、端的にいえば農地を守ることである。国内の農業生産を増大させ、食料の安定供給および( a )と( b )を保護しなければならない。
規制対象となる農地は、客観的な事実状態で判断する。( c )が宅地や山林であっても、( d )が農地ならば「農地」と判断される(注・一時的な休耕地は農地だが、家庭菜園は農地ではない)。
農地法の対象となる土地は( e )と( f )の2つだけで、宅地や山林は含まない。
また農地の賃貸借の存続期間は( g )以内で、登記がなくても( h )があれば対抗要件となる。賃貸借契約を解除するには、( i )が必要である。
農地法が宅建試験で問われるのは、3条・4条・5条の3つだけだ。これらの区別がきちんとできれば、それだけで得点できるようになる。
本題に入る前に、次の3つのポイントだけは事前に把握しておくこと。
1、( j )が変われば3条
2、( k )だけが変われば4条
3、( l )と( m )の両方が変われば5条
農地法は、法令上の制限の中では「宅地造成等規制法」と並んで易しい部類に入るため、絶対に落とせない。確実にマスターしてほしい。
【答】a 農地、b 耕作者、c 登記簿上の地目、d 現況、e 農地、f 採草放牧地、g 50年、h 引渡し、i 知事の許可、j 所有者等、k 目的、l 所有者等、m 目的
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