【YouTube稼げる動画塾】第4巻:再生数を稼ぐの巻
こんにちは、塾長のぱぱおやじです😊
「YouTube稼げる動画塾/第4巻:再生数を稼ぐの巻」へようこそ。第1巻〜第3巻をお読みでない人は、上記のリンクから順にお読みになり、この教材がどういうものかご理解いただいた上で先にお進みください。
この教材は「もしも学校の授業にYouTubeという科目があったら、こんな教科書で学びたい」という私の夢を形にしたものです。
「稼げる動画塾」第4巻で学ぶこと
この第4巻では、YouTubeアルゴリズムを使って動画の再生回数をブーストする方法を学びます。チャンネルの安定稼働には、バズった動画を除いた動画の平均再生数の底上げが必要になります。
視聴者のニーズに合わせて動画を制作することが重要であることは、すでに学びました。しかし、視聴者との接点が持てないと再生数につながらないという問題が起きてきます。
視聴者と投稿者をつなぐもの、関連する動画どうしをつなぐもの、それがアルゴリズムです。アルゴリズムを分析し、活用することで再生数の底上げを図ります。
なぜ「アルゴリズム」で再生が増えるの?
「アルゴリズム、なにそれおいしいの?」的な人もいるかもしれないので、かんたんに説明させていただきます。
YouTubeの動画のほとんどは、「お店にお客さんがやってくるように、視聴者があなたの動画を見に来てくれている」わけではありません。
YouTubeは、アルゴリズムというプログラムを用いて、動画の関連動画の結びつきをコントロールしています。
視聴者に対して「あなたはいつもこういう動画を見ているから、きっとこの動画も好きだよね?ねっ??」という一方的な送り付け商法を、くり返しやってくれているのです。
私のチャンネルのトラフィックソース(流入経路)をお見せします。これは、視聴者がどこからやってきたのかを教えてくれています。次の画像をご覧ください。
✅ 関連動画(動画の関連動画枠)→ 90%前後
✅ 終了画面(動画の最後のリンク)→ 5%前後
✅ それ以外の項目 → 1%未満
これは実験なので異常値といえるかもしれませんが、関連動画枠に表示させることにフォーカスし続けると、こういう数字を出すことも可能だということの証明になると思って載せました。
このグラフのチャンネルは、1日の再生回数が100万回を超えているエンタメ系チャンネルです。
もちろん、チャンネルごとの戦略によって変わるので、「関連動画」の割合が多ければすべて良いというわけではないです。
しかし、私の場合は、アルゴリズムをガッツリ利用している戦略ですので、この割合は、どれだけ関連動画へ露出させられたかの目安になります。
私の場合は、
・YouTube検索
・Google検索
・SNS
からの流入は、1%未満です。
・YouTubeのトップページ(視聴者の趣味に合わせカスタマイズ)
・登録チャンネルのフィード
などに表示される「ブラウジング機能」からの視聴も、1%未満です。
「視聴者の検索行為」にも「YouTubeのトップ表示」にも、ほとんど頼らず、関連動画をひたすらコントロールしようという実験でした。アルゴリズムというプログラムに乗せて、自分の動画を、自分や他人の関連動画枠に表示させ続けるように仕向けたのです。
下の画像は、PCブラウザでYouTubeを表示させた場合のレイアウトです。
右のピンク色の部分が関連動画枠です。再生回数の多い人気動画のこの部分に、自分の動画を表示させる戦略をとっています。
うちのチャンネルの場合、関連動画枠のインプレッション(表示)に対するクリック率は、20%を超えています。
つまり、関連動画枠にある私の動画のサムネイルを見た人は、「5回に1回」以上の割合でクリック(視聴)したということです。無関係のトピックの動画に表示させても、クリック率は下がってしまいます。
そこには、正しい戦略があります。これは、弱者の戦術です。
強烈なキャラクターをもっているわけでもない、有名人なわけでもない、SNSのフォロワーが多いわけでもない、容姿もいたって普通な、私のような一般人は、戦術をもって挑まねばなりません。
YouTubeが、低予算で高額の収益が得られるプラットフォームだと世間に知れわたり、いま有名人や大手企業が、どんどん参入してきています。でも、なにも怖くありません。
私は、どちらかというと要領が悪い人間なので、後発の優秀なチャンネルにどんどん抜かれてしまいました。オリジナルのアイデアもパクられてしまいました。でも、なにも悔しくありません。
だって、その人たちの関連動画枠を、今度は自分がジャックしてしまえばいいんですから。その人たちの動画が再生されればされるほど、自分の動画のサムネイルが表示されて、「5回に1回」視聴してくれるわけですから。
もちろん実際には、こんな簡単にはいきません。アルゴリズム自体は非公開ですし、動画の内容も、サムネイルも、再生されてしかるべきな品質である必要があります。やり方を間違えると、逆効果になることさえあります。
ですが、「アルゴリズムを分析できれば再生が増える」という理由は、ひとまずおわかりいただけたのではないでしょうか。この理屈でいけば、簡単にとは言いませんが、再現性の高い方法だと言えるのではないでしょうか。
どこにでもいるふつうのおじさんでも、登録者100万人以上のチャンネルを獲得することができるのですから、あなたにできないはずがありません。
ここまで聞くと、「コバンザメ戦法」のような作戦に思えるかもしれませんが、なにもズルい作戦ではありません。
アルゴリズムというのは、YouTube自身が決めているものです。YouTubeのポリシーに沿った、YouTubeが求めている動画を出さなければ、相手にされません。正攻法中の正攻法です。
ただし、YouTubeの全体の仕組みを完全に理解して活用しないと、アルゴリズムにスパム判定され、逆に失速を生む可能性もあります。
忘れてはいけないのは、チャンネルの理念やコンセプトを無視して、関連動画のテクニックばかりを追いかけても、それは正しく積み上げているとは言えません。どこかの拍子で基礎が崩れ、迷走が始まってしまうかもしれません。
ここからもう一度第2巻で学んだYouTubeの登場人物とYouTubeの全体図をおさらいしておきます。これが、アルゴリズムを学ぶ上でのベースになります。
それでは、行ってみましょう。
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