#4 男性育休を取ると育児休業給付金で支給される金額は?

こんにちは、パパまるです。
今日は、男性が育休を取るときに一番気になるかもしれない「お金」の話です。

男性が育休を取るとだいたいいくらくらいもらえるの?
夫婦で合計いくらくらいもらえるの?

にお答えします。

■育児休業の時にお金がもらえる制度とは?

育休を取ってもらえるお金の名称は「育児休業給付金」といいます。
育児休業給付金は、公共職業安定所いわゆるハローワークが管轄している制度になります。
ハローワークが出している書類はこちらをご確認ください。

■育児休業給付金っていくらもらえるの?

では、いくらもらえるのかというと、書類にはこう書いてあります。
「原則として、休業開始日賃金日額×支給日数×67%(ただし、育児休業の開始から6カ月経過後は50%)」

休業開始日賃金日額ってなんでしょうか。
休業開始日賃金日額とは休業開始前の6ヶ月の賃金を180(6ヶ月×30日)で割った金額になるそうです。

つまり、およそ育児休業に入る前6カ月間の平均給与の67%(7か月目からは50%)が育児休業給付金としてもらえるイメージです。

■育児休業給付金の注意点は何か?

ただし、育児休業給付金には注意点があり、下限額と上限額が決まっています
「賃金月額」が454,200円を超える場合は、「賃金月額」は、454,200円となります。
育児休業給付金の支給額の上限額は454,200円×67%=304,314円/月、7か月目以降は227,100円/月となります。
また、この「賃金月額」が75,000円を下回る場合は75,000円となります。
育児休業給付金の支給額の下限額は75,000円×67%=50,250円/月、7か月目以降は37,500円/月となります。

つまり、年収約550万円を超える場合は、いくら稼いでいても受け取れる育児休業給付金は304,314円/月(2019/10/20時点)となります。
「だいたい3分の2くらいもらえるんでしょ?」と考えていると、意外ともらえないケースもあるので注意です。
また、この数字は毎年見直されるので、最新の情報をご確認ください
グラフで表すと、以下のようなグラフになります。

画像1

■夫婦同時に育児休業給付金もらえるのか?

結論から言います。
夫婦同時に育児休業給付金はもらえます
ただし、育児休業給付金は働いている人が対象の制度なので、夫婦とも働いている必要があります。
条件さえ満たせば、夫婦合わせて最大で608,628円(304,314円×2人分)受け取ることが可能ですので、収入は減るもののかなり手厚いサポートになるのではないでしょうか。

■育児休業給付金についてはこれで終わり?

育児休業給付金については、他にも知っておくべきこと、気を付けるべきことがあるので、少なくとももう一回は取り上げます。
こういう所を詳しく知りたい、などがあればコメントください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後も育休や育児関連の情報を発信予定ですので、フォロースキコメントシェア等お願いします。
新しいブログを開設したので、今後はこちらをご覧ください。
Twitterもやってますので、フォローお願いします。

今日はここまで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?