たまねぎ

30代田舎の会社員。特技/料理 妻/いっこ下 娘/もうすぐ3歳 息子/もうすぐ産まれる

たまねぎ

30代田舎の会社員。特技/料理 妻/いっこ下 娘/もうすぐ3歳 息子/もうすぐ産まれる

最近の記事

僕は仕事ができない

昔から僕は忘れ物が多い。今日こそは忘れないぞと、前日に忘れたものに意識が行きすぎて別のものを忘れる。もちろん、仕事だからと言ってそれが治るわけもなく、大なり小なり、毎日何かしら忘れて営業に出かけている。そんなすっとこどっこいな性格だから、お客さんにも同僚にも迷惑をかけることがよくある。それでも35歳になるまでなんとか生きてこれた。 昔々にどなたか頭のいいおじさんかおばさんが考えた資本主義社会で生きている限り、お金をたくさん稼ぐことが"成功"のひとつであることは間違いない。僕

    • 真の家庭料理とは

      娘が産まれて、子育てが始まって驚いたことがある。 想像以上に「時間がない」ということ。 妻が仕事の日、娘と2人で過ごすと頭の中は大忙しだ。 ・今日の晩ごはん何作ろう ・いやまてその前にこの子の昼メシは ・昼過ぎに眠くなるからそれに合わせて公園でも行くか ・昼寝してる間にあれしてこれして… ・昼寝が終わったら買い物行って晩ごはん作り出して という感じでいろいろ頭の中で予定を立てるけど、その通りに進んだことなんて一度もない。お昼寝は一緒にお昼寝してしまうし、買い物

      • ついに

        娘がアレクサと話せるようになった。 2歳10ヶ月。 「あれくしゃ、ちょうのてんちは?」 晩ごはんも食べ終わってお風呂に入ろうかという時に今日の天気を聞いている。 アレクサも律儀に答えている。 他人からしたらどうでもいいことだけど、妻のお腹にいる時から見てきた親としては非常に尊い瞬間だ。 大きくなったなあ、、、と暖かい気持ちに浸りながら床に散らばったおもちゃを片付け、さあお風呂に入ろっかと言おうとしたところ がらがらがちゃがぢゃ。。。今片付けたばかりのおもちゃを全

        • イヤイヤ期とイライラ

          ワクチンを打たずとも常に付き纏う倦怠感を携え、先週末から待ち望んだ週末が始まる。 平日は仕事で朝早く夜遅い為、娘と一緒に過ごせる時間は正味3時間と言ったところだ。それ故、週末は一日中一緒に過ごせることが楽しみで仕方ない。 それなのに、娘の頑固さとイヤイヤにイライラが募ってしまう。一緒に遊んであげたいのに、たくさん笑わせてあげたいのに、気がつけば叱っている。 いやいや、叱ると言うほど立派なものではない。 もうある程度言葉を使ったコミニュケーションが取れる娘は、ダメと言う

        僕は仕事ができない

          親も子どもの目線になるといろんな発見がある

          むすめが生まれる前と後で、僕の目に映る景色は確実に変わった。 まず公園。都内で一人暮らしをしていた頃は公園というと、浅煎りでフルーティなシングルオリジンのコーヒーを片手に散歩する、というようなイメージだった。 それが今は全く違う。住宅街にちょっとした遊具がある小さな公園を見つけると、まるでお洒落なカフェを見つけてふらっと入ってみる感覚で「お、なんか良さげじゃん」と心がはずむ。芝生なんてあればなお良し。 公園に行けない雨の日には、我が街では駅前イオンのキッズコーナーがその

          親も子どもの目線になるといろんな発見がある

          理解力なのか本能なのか

          2歳半の子どもを見ていると、毎日のように成長を感じる。 昨日言えなかった言葉が言えるようになったり、人を気遣ってあげれるようになったり。 ウチのむすめは今、とにかく母に気を遣っている。 よく怒られるから怖いのだろうか…。 妻に肩を揉んでほしいと頼まれ、鉄板が入っとるんかと思う程の肩を揉みしだいていると、いたたたたたた〜と口にした妻を見て娘が走ってくる。 「とと、めっだよ!かかだいじょうぶ?」 子猫を愛でるかのような声で妻を心配して、僕の手を振り払ってくるのだ。

          理解力なのか本能なのか

          父親の願い

          「子供にはなんか習い事させるん?」 わりと聞かれる。 回答は、本人がやりたいと言えば。だ。 子供のうちは、一緒に遊んで、いっぱい抱っこして、楽しい時間を過ごすことがいちばんなんじゃないだろうか。 ひと昔前のように、有名大学に行って大企業に就職して20代後半に結婚出産して家買って…みたいな、これが正解!という生き方は現代に於いては無いと思う。特に我が家の2歳むすめが社会に出る頃は。 自分のやりたいことができて、幸福度高めに生活できていれば父親としては充分うれしい。

          父親の願い

          シャボン玉の偉大さを僕は知らなかった

          僕の娘はシャボン玉が大好きだ。 シャボン玉のセットが視界に入ると「ちゃぼんだしるー」(シャボン玉する)と反射的に口にする。 お散歩、お買い物、ジュース買いに、むすめを外に連れ出そうといろいろ誘惑してみるがどれも響かない時、シャボン玉しに行こう?はいつでもクリティカルヒットだ。 だだ、シャボン玉しに行くと基本的に同じことのリピートなので、それに耐えうる親のメンタルが整っている時じゃないと使えない。シャカシャカシャカシャカ、ふぅーーっ!のエンドレスリピートは時折り僕を悟りの

          シャボン玉の偉大さを僕は知らなかった

          妻の妊娠

          妻は今、第二子妊娠中だ。 長女が2歳半、少し意地っ張りだがとても利口で、運動もできる。休日は家族で公園に行き、3人でお風呂に入って上がったらアイスを食べる。スバルのCMに出てきそうだ。僕はとても幸せである。 が、しかし妊娠5週目、序盤も序盤。僕は今大きな壁に直面している。長女を妊娠した時には無かった妊娠初期の症状。 イライラ、ひたすら眠い、だるい。 眠いのと、だるいのは僕が家事や娘の世話をすれば良いのでなんてことはない。 問題は"イライラ"である。 僕は元来、のん

          スーパーウーマンとマーライオン

          すごーくたまに、だけど定期的にやってくる「なんで今日こんなにいろいろ起こるん…」という日がある。 昨日、我が家はそんな日でした。 娘が朝、登園前にマーライオンばりにもどし、妻が急いで病院に連れて行ってくれた。おそらくノロか尿路感染。午前中はそれでもまだ元気があったみたいだけどお昼すぎに送られてきた娘の写真はぐったりオブザぐったり。今にも溶けそうな目をしてた。 仕事も終わらせぬまま帰宅し、何か食べやすいものをと思って買って帰ったゼリーとジュースを見るや否や、目をキラキラさ

          スーパーウーマンとマーライオン

          人間の成長が早すぎてびっくりする

          娘はまだ2歳4ヶ月だ。 辿々しいながらもだいぶ言葉で意思疎通ができるようになったし自我もそれはそれはすごい。 身体の方もおかげさまで健康そのもの。ぐんぐん背が伸びるし、かけっこやでんぐり返しも上手にできる。 日に日に喋れる言葉が増えて、新しい言葉を覚えていたり会話のバリエーションが増えたりしていると嬉しくて、何回も同じことを聞いてしまう。 たけど、それと同時に少し寂しい気持ちもある。娘が生まれたばかりの頃、人間の成長はもう少しゆっくりだと思ってた。  気がつけばもう

          人間の成長が早すぎてびっくりする

          父はきりんさんに乗って

          2歳4ヶ月になる娘は、とにかくアクティブだ。 「とと、ちりんしゃんのって」 アンパンマンの三輪車に乗りながら娘が言う。ちりんしゃんとはロディのパチもんで、これに乗ってバインバイン弾みながら移動するというのが僕と娘の定番の遊びだ。 「えー…また乗るの?」 これが大人が乗るにはなかなかキツい。小さなちりんしゃんに跨って弾むのも地味に体力削られるし何より腰にくる。 「ちりんしゃんのって!」 「わかったわかった!」 「こっちいくよ」 そう言って娘は室内用三輪車で先導し

          父はきりんさんに乗って

          聖母の様な微笑み

          最近、娘が「とと?」と言ってにこ〜っと微笑みかけてくる。 その輝きは、デビューしたての朝ドラ女優でも敵わない。 仕事のことを考えたりやケータイの解約作業をしている時には決して感じることのできない脳波が出ている。目には見えないが間違いなく良いものが出ている。 可能性は低いが、高校生になっても父に対してその気持ちを忘れないでいてほしい。

          聖母の様な微笑み

          娘のこぼしたラーメン

          僕が勤める会社は、昨今のコロナ禍で大打撃を受けていて、約一年前から水、土、日の週三休みになっている。 残業も大幅に減っている分給料は減っているが、できることなら働かずに生きていきたい、仕事とソーシャルディスタンスを取っていたい僕にとっては、すんごくちょうど良い。 定期休みとなった水曜日は、2歳の娘を保育園を休ませて一緒に過ごしている。 平日も休んでのんびり過ごせていいね〜と思う人もいるかもしれないが、のんびりなんてことはまるでない。毎週めちゃくちゃドタバタだ。なんなら仕

          娘のこぼしたラーメン

          育児に思うこと

          近年は父親の育児など当たり前になった。 だけどそれぞれの家庭でそれぞれの事情があり、都市部か地方かによっても温度差があると思うし仕事との兼ね合いもあると思うので、これがベストだ!などと簡単には言えない。 夫婦で協力しあってするのはもちろんいいことだけど母親が中心になったって父親が中心になったってそれぞれの家庭が良ければそれで良いわけで。 ぼくはめちゃくちゃ育児に参加したい。丸一日娘と2歳娘と2人で過ごせる日があれば保育園も休ませるし、身の回りのことは大概できる。 だか

          育児に思うこと

          愛しき平凡

          我が家は、決して裕福ではないが、特に不自由もない。 ごくごく普通の家庭だ。 僕と妻、1歳半のムスメが一人。 共働きなので平日は仕事。土日はのんびり。 妻が帰りが早いことが多いので、晩ごはん作りはたいがい妻だ。その後の片付けは僕。お風呂は三人一緒に入る。ムスメを寝かしつけたら僕と妻は晩酌しながらNetflixを観る。 というのがお決まりのパターンだ。 いつか引っ越したり、ムスメが小学生中学生、、と大きくなっていったりすれば自ずと生活スタイルは変わってくるだろう。

          愛しき平凡