Vol.41 〜イタリア1周15万の旅〜 旅は道連れ。素敵な夜散歩。 【ルッカ】
おやすみー
と、ホテルの部屋で眠ろうかと思った時。
ギシッときしんだ音でドアが開き、相部屋の人が外から戻ってきた。
ジョバンニさんとの出会いだ。
彼はとても陽気でフレンドリーなイタリア人のパン職人。38歳。
ボローニャから自転車でルッカまで移動。次はフランスへ行くらしい。
英語はあまり得意ではなかったようですが、僕に分かりやすいようにイタリア語ではなくぎこちない英語で話しかけてくれた。
「忍者」「芸者」「侍」「着物」はやはり日本のこてこてのイメージ。
分からないことは筆談、メモやイラストで描いてくれるんだけど、、
それはもうノートいっぱいに描く。。。性格を表しているのだろう。笑
すっかり意気投合し、眠気も吹き飛ぶ。
ジョバンニさんの提案で、夜の街へ繰り出すことに。
イタリアの夏は暑すぎて、夜に散歩してから寝る習慣がある人が多いらしい。
せっせと外行きの服(破れてないやつ)に着替えなおし、レッツゴー!!
ホテルからでると、昼間とは違う美しい景色が広がっていた。
赤レンガをほんのりテラス温かいランプ。
飲食店はテラステーブルを引っ張り出し、みんな外でワインと食事、何よりその時間を楽しんでいる。
あぁルッカ平和。。。素敵。
行き先も決めず思うままにぶらぶら。
「ビール飲もう。旅にはビールって決まってる。」と、スタンド式のお店でビールを二人分。ジョバンニさんが買ってくれた。
買ったビールをぐびぐび飲みながら歩く時間は最高だった。
日本語を教えてほしい。と言われ「あれ、これ、それ」の違いや「動物の名前」など、いつ使うの?みたいな日本語を教える。笑
好みの女性の話もした。
「マサヤはどんな女性が好き?僕はブロンドで胸がこう、ボーンっていうのが好き。わかる?こう、ボォォォォーンって、、、www」とジェスチャー付きでこだわりを熱く語ってくれた。
そうこうすると、遠くからまさにブロンドの胸がボーンの美女2人組が向こうから歩いてくる。ナイスなタイミングだったのでジョバンニが肘で僕を小突き、「ヒュ~♪」と軽く口笛をふいて目くばせをした。
すれ違う瞬間、美女を指さしジョバンニが一言
「Beautiful girl これ!」
思わずビールを吹き出しそうになる。
惜しい!!でも間違いではない!そして指さすのはやめて!!こっち見てるから!笑
夜の街を堪能してYHへ帰る途中。
今度は僕がジョバンニにビールをごちそう。
帰りに道はこっちだ、あっちだ!と論争があり、迷いながら叩き合って笑う。
たのしいなぁ。。
ホテルに帰ってきたのは0:00前。
ごそごそと寝る準備をし、
ジョバンニにお休みなさーい。と挨拶しようとすると
あっ、もう寝てるわ。
おやすみなさい。笑
●昼食(牛乳、ヨーグルト、バナナ、モモ×2、長いトマト×3)・・450円
●(ケバブ)・・・・550円
●翌日のごはん(水、バナナ、パン)・・300円
●ビール×2・・・650円
●YH宿泊(2日分)・・4000円
合計・・・・5950円
こんな感じの私ですが、現在では飲食の経営を10年以上。
この旅で培った経験や価値観をベースにビジネスコラム風な投稿もしています。少しでも多くの人に私の経験やお話が役に立てれば幸いです。
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